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「春待つ僕ら」キャストは何を待つ?土屋太鳳「初日」、北村匠海「飯」

ナタリー

18/12/3(月) 21:49

「春待つ僕ら」プレミア試写会の様子。左から杉野遥亮、小関裕太、土屋太鳳、北村匠海、磯村勇斗、稲葉友。

「春待つ僕ら」のプレミア試写会が本日12月3日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲にて開催され、キャストの土屋太鳳、北村匠海(DISH//)、小関裕太、磯村勇斗、杉野遥亮、稲葉友、泉里香、佐生雪、監督の平川雄一朗が舞台挨拶を行った。

あなしんによる同名マンガを実写化した本作は、“脱ぼっち”を目指す女子高生・春野美月と、個性豊かなバスケットボール部の男子たちを描く青春ストーリー。土屋が美月を演じ、北村が美月を見守るバスケ部の浅倉永久を演じた。女子バスケのユニフォームをリメイクした衣装で登場した土屋は、大きな声で「皆さんこんばんは! ここにいる約400人の皆さんは(バスケ部の)四天王ならぬ“400天王”です!」と元気よく挨拶。登場の際に、土屋にバスケットボールをパスして劇中シーンを再現した北村は、「強く投げすぎちゃってごめん」と謝りつつ、「汗や涙を流しながら作った映画です。恋愛映画でもありながら、青春やスポーツ、いろんな要素が含まれています」と本作を紹介する。

バスケシーンについて平川が「みんな2カ月前から練習してて。個人でも代々木公園とかで集まって練習してたんでしょ?」と、男子メンバーに顔を向けると、小関は「撮影の半年前に匠海くんと代々木公園で会いました」とうなずく。北村が「バスケシーンは生々しい部分を作っていこうとしていて。撮影というかバスケをしようというベクトルでやっていました」と振り返ると、平川は「嘘がなかった。カットを割らなくても見せられるほど、練習してましたね」とバスケ部メンバーをねぎらった。

撮影の合間のエピソードを尋ねられると、小関が勢いよく「はい!」と挙手し、周囲からは「初動が早い!」「こういう小学生いた」というざわめきが起こる。小関は、キャスト同士で“ワードウルフ”というゲームをしていたことを明かすと「磯村くんが一番うまかった」とコメント。磯村が「勝率が高かったので、みんなからあんまり信用されてなかったですね」とぼやくと、稲葉が「息を吐くように嘘をつきながら、人が嘘をついているのも見破るという。すごく人のことを見ているんです。そういう変態なんですよ」と続ける。すかさず磯村が「変態って言うな」とツッコみ、気心の知れた様子を見せた。

ここで本作のタイトルにちなみ、登壇者たちが事前に書いた「〇〇待つ、〇〇」を発表するお題トークコーナーがスタート。土屋が「初日待つ平川組」、平川が「土屋待つたお」というフリップを見せると、稲葉は「監督、これ逆じゃないですか!?」と詰め寄る。次に「朝待つホットミルク」と書いた小関は、夜にホットミルクを飲んでいることを明かし、「レイナさんの誕生日待つ佐生雪」と発表した佐生は、自身が演じた役柄の誕生日が明日12月4日であることをアピール。「飯待つ匠海」と書いた北村が「お腹すいたんです」とマイペースに述べると、「餅待つ泉」と発表した泉は、食べ物かぶりだったことに恥ずかしそうな顔を見せた。

イベントでは、全国から集まったメッセージを貼ったパネルがお披露目される場面も。満開の桜を模したパネルにキャストたちは「うわー!」「すごい!」と大興奮。土屋は「頑張れという言葉が苦手だったけど、この作品を通じて好きになれた」というメッセージを読み上げ、稲葉は「JKに戻りてえ」という感想に「素直でいいな」と笑顔を見せた。最後に土屋は「ここにいるみんなが必死に歯を食いしばりながら作った映画です。本当の友情や熱意はもちろん、悔しさや痛みといった部分も込めて演じた作品になっています。どうか皆さん、それを受け取ってください」と観客に語りかけ、イベントを終えた。

「春待つ僕ら」は、12月14日より全国でロードショー。

(c)あなしん/講談社 (c)2018 映画「春待つ僕ら」製作委員会

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