「下北沢映画祭」でヨーロッパ企画「ドロステのはてで僕ら」上映、1年遅れの舞台挨拶も
映画「ドロステのはてで僕ら」より。(c)ヨーロッパ企画/トリウッド2020
ヨーロッパ企画の長編映画「ドロステのはてで僕ら」が、「第13回下北沢映画祭」で特別上映される。
「下北沢映画祭」はジャンルを問わないコンペティションをメインプログラムに、さまざまなカルチャーを切り口にしたプログラムを実施する映画祭。原案・脚本を上田誠、監督を山口淳太が務め、昨年公開された映画「ドロステのはてで僕ら」は、2分後の未来が見える“タイムテレビ”を巡る騒動を描いた作品だ。同作がヨーロッパやアジアの数々の映画祭で受賞、北米での劇場公開が決定したことを記念し、「下北沢映画祭」にて、9月18日に特別上映が行われる。また昨年は新型コロナウイルスの影響で開催できなかった“リアル舞台挨拶”も実現。舞台挨拶には山口、出演者の土佐和成と中川晴樹が出演する。
「第13回下北沢映画祭」では、大野大輔監督の最新作「辻占恋慕」のワールドプレミア、金子由里奈監督の「眠る虫」と山中瑶子監督の「魚座どうし」の2本立て上映が行われるほか、市川準監督の「ざわざわ下北沢」、今泉力哉監督の「街の上で」が上映される。
なおコンペティションの審査員を、直井卓俊、大槻貴宏、轟夕起夫、ゲスト審査員を行定勲が担当。「第13回下北沢映画祭」は9月18日から20日まで東京・北沢タウンホールにて。
「第13回下北沢映画祭」
2021年9月18日(土)~20日(月・祝)
東京都 北沢タウンホール