10歳の少女が犯した罪と罰とは、ギリシャの映画祭で受賞した「種をまく人」公開
19/9/11(水) 13:30
「種をまく人」チラシビジュアル
ギリシャの第57回テッサロニキ国際映画祭にて最優秀監督賞と最優秀主演女優賞を受賞した自主制作映画「種をまく人」が、11月30日に公開される。
第14回水戸短編映像祭で準グランプリに輝いた「勝子」の竹内洋介が監督した本作。精神病院から戻った光雄と、姪である知恵、その妹でダウン症の一希の身に起こる事件を描く。ある理由からひまわりの種を植え続ける光雄役で「電人ザボーガー」の岸建太朗が出演。知恵を演じた当時11歳の竹中涼乃は、史上最年少でテッサロニキ国際映画祭の最優秀主演女優賞に輝いた。
YouTubeでは本作の最新予告編も公開中。映像では、光雄たち3人が仲良くひまわりを見ているシーンなどから一転、知恵が号泣しながら「おじちゃんが、落とした」とこぼすシーン、母親が知恵に「誰にもしゃべっちゃだめよ」と言う意味深な場面などが映し出される。そしてチラシビジュアルには「知恵十歳 少女の犯した罪と罰」というコピーが使用された。
「種をまく人」は東京の池袋シネマ・ロサにてロードショー。
(c)日本2016年 種をまく人製作委員会
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