ラスト・クリスマス
19/12/2(月)
(C)2019 UNIVERSAL STUDIOS
1984年に発売され世界各国で大ヒットして以来、日本でもクリスマスに欠かせない定番ソングとして幅広い世代に親しまれているワム!の『ラスト・クリスマス』。この名曲からインスパイヤされ、『シンプル・フェイバー』で知られる名匠ポール・フェイグが映画化した『ラスト・クリスマス』は、久しぶりに“普通に”作られたとびきりロマンティックで切ないクリスマス・ストーリーものだ。
『ラスト・クリスマス』をはじめ、ワム!を解散後にソロで一時代を築き、2016年に惜しくもこの世を去ったジョージ・マイケルの楽曲をふんだんに散りばめ、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』ではキーラ役に大抜擢されて注目を浴びたエミリア・クラーク演じる主人公ケイトの母親役で味わい深い演技も見せてくれるアカデミー女優エマ・トンプソンの切なくも心温まる脚本が見事な“歌謡映画”に仕上がっている。驚きのエンディングは映画を観てのお楽しみだ。
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