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小栗旬と星野源が35年前の未解決事件に迫る「罪の声」予告編、主題歌はUru

ナタリー

20/8/19(水) 12:00

「罪の声」ポスタービジュアル

小栗旬と星野源が共演する「罪の声」のポスタービジュアルが到着。YouTubeで予告編も公開された。

原作は2016年の週刊文春ミステリーベスト10で国内部門第1位に輝き、第7回山田風太郎賞を受賞した塩田武士の小説「罪の声」。昭和最大の未解決事件に翻弄される男2人の姿を描き出す。小栗は事件を追う記者・阿久津英士役、星野はテーラー曽根の2代目店主・曽根俊也役で出演。ドラマ「アンナチュラル」「MIU404」の野木亜紀子が脚本を手がけ、「映画 ビリギャル」の土井裕泰が監督を務めた。

このたび公開された予告編は、ある劇場型犯罪に使われた脅迫テープの子供の声からスタート。それが自分の声だと気付き戸惑う俊也と、35年の時を超え事件の真相を紐解いていく阿久津が映し出される。また映像には、阿久津の「罪の意識を抱くべきはあなたじゃない。本当の罪人を、引きずり出します」という言葉も。

この予告解禁に伴い、本作の主題歌をUruが担当していることも明らかに。予告映像には、Uruが書き下ろした楽曲「振り子」が使用されている。Uruは楽曲制作を「深く体に染み込ませる為に(映画を)何度も観て少しずつ形にしていきましたが、希望を描こうとすると浅薄な思考や言葉ばかりが浮かび、再び観る。その繰り返しで、映画の人物達の目線で何度も書き直しました」と振り返った。

「罪の声」は10月30日に全国公開。

Uru コメント

お話を頂き映画を拝見した時に、この作品に沿う主題歌とはどんな楽曲なのかとても考えました。
深く体に染み込ませる為に何度も観て少しずつ形にしていきましたが、希望を描こうとすると浅薄な思考や言葉ばかりが浮かび、再び観る。その繰り返しで、映画の人物達の目線で何度も書き直しました。
生きていると本当に様々な事がありますが、もし今、悲しみや苦しみの中にいて希望を見出せずにいたり、素直に涙を流す事が出来ずにいる方がいるのならば、この曲が「今悪い方へ振っているその振り子は、次は必ず光の方角へ振る」という希望になってくれることを願います。

那須田淳(プロデューサー)コメント

原作小説の衝撃的な着想にひかれ、ふたりの主人公に小栗旬さん星野源さんを想い読み進めて4年経ち、Uruさんの主題歌をえたことで映画が完成しました。Uruさんとは、ドラマ「コウノドリ」でもご一緒しています。「コウノドリ」のテーマは「命」。彼女の歌と歌声には、その源のようなところに響く何かが感じられました。Uruさんとは何も打ち合わせすることなく、ただ映画を見て頂き、この楽曲を作ってもらいました。映画「罪の声」には様々な人たちの人生が宿っています。生きてきた証や夢や希望、どんな人生にも必ずある「生きているということ」の源にある何かを感じ取ってもらいたくてこの映画を作りました。その深淵に潜む何かを、Uruさんは「振り子」で、響きしみいる歌声と詞で浮かび上がらせてくれたような気がします。どんな人生も美しいことを教えてもらった気がします。映画の主題歌とはこういうことかと初めて聞いた時から今も繰り返して感動しています。

(c)2020「罪の声」製作委員会

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