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「鬼平犯科帳」祖父・叔父に続き、松本幸四郎が長谷川平蔵役に「すこぶる興奮しております」

ナタリー

21/3/12(金) 17:15

松本幸四郎

2024年に映画公開される「鬼平犯科帳」の主人公・長谷川平蔵を、松本幸四郎が演じることが明らかになった。

これは、本日東京・帝国ホテルで行われた「鬼平犯科帳」「仕掛人・藤枝梅安」新作映画の製作発表記者会見で発表されたもの。長谷川平蔵は、過去に幸四郎の祖父・初代松本白鸚、叔父・中村吉右衛門も演じてきた役で、幸四郎は5代目となる。

幸四郎は「すこぶる興奮しております」と語りつつ、「『鬼平犯科帳』は、(原作者の)池波(正太郎)先生が江戸の世話物を書きたいという思いで書かれた作品。それを“時代劇”という職人芸でお見せいたします。どうぞご期待ください」と言葉に力を込めた。また出演が決定したときの家族の反応については「『あー』とか『へー』しか言葉はありませんでした(笑)」と明かし、周囲の笑いを誘った。

「鬼平犯科帳」は映画公開と同時に、連続シリーズも配信される。いずれも脚本を大森寿美男が手がけ、映画の監督を杉田成道、連続シリーズの演出を山下智彦が担当する。会見では、「仕掛人・藤枝梅安」の藤枝梅安役を豊川悦司が演じることも明かされた。

幸四郎は現在、東京・歌舞伎座で3月29日まで上演されている「三月大歌舞伎」の第3部「楼門五三桐」に出演中。また、同劇場で4月3日に開幕する「四月大歌舞伎」の出演も控えている。

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