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Kバレエが神楽坂芸者衆と日本の文化に触れる「マダム・バタフライ」イベント

ナタリー

19/9/14(土) 13:27

Tetsuya Kumakawa K-BALLET COMPANY Autumn 2019「マダム・バタフライ」関連イベントより。

「Tetsuya Kumakawa K-BALLET COMPANY Autumn 2019『マダム・バタフライ』」の新制作を記念する関連イベントが、昨日9月13日にKバレエのスタジオで行われた。

イベントには神楽坂芸者衆が参加し、3つの日本舞踊「佃流し」「さわぎ」「辰巳よいとこ」を披露。熊川哲也は静と動が織りなす優雅な表現に、「非常に身の引き締まるような新鮮な気持ちになった。体の中から悪いものが浄化されていく感じ」と感想を口にする。

その後は、熊川と芸者衆によるトークが展開された。全盛期は300人に及んだ神楽坂芸者も現在は18人で、どれだけベテランになっても一人前になることはないという厳しい舞台裏が明かされる。またイベントを聴講していた「マダム・バタフライ」公演初日のタイトルロールを務める矢内千夏は、普段バレエではなかなか着ることのない着物の扱いについてアドバイスを受けた。

最後はKバレエのダンサーにより、「マダム・バタフライ」から2シーンが披露された。扇を使うなど和のテイストが存分に織り込まれたダンスに、東京神楽坂組合理事長の渡辺和子氏は「方向性はまったく間違っていない」と太鼓判を押した。

「マダム・バタフライ」は9月27日から29日まで東京・Bunkamura オーチャードホール、10月10日から14日まで東京・東京文化会館 大ホールにて。

Tetsuya Kumakawa K-BALLET COMPANY Autumn 2019「マダム・バタフライ」

2019年9月27日(金)~29日(日)
東京都 Bunkamura オーチャードホール

2019年10月10日(木)~14日(月・祝)
東京都 東京文化会館 大ホール

演出・振付・台本:熊川哲也
原作:ジョン・ルーサー・ロング
音楽:ジャコモ・プッチーニ(オペラ「蝶々夫人」)ほか
舞台美術デザイン:ダニエル・オストリング
衣裳デザイン:前田文子

キャスト

マダム・バタフライ:矢内千夏 / 中村祥子 / 成田紗弥
ピンカートン:堀内將平 / 宮尾俊太郎 / 山本雅也
スズキ:荒井祐子 / 前田真由子 / 山田蘭
ボンゾウ:遅沢佑介 / 杉野慧
ゴロー:伊坂文月 / 石橋奨也
花魁:中村祥子 / 山田蘭 / 杉山桃子
ケイト:小林美奈 / 浅野真由香 / 戸田梨紗子
ヤマドリ:高橋裕哉 / 山本雅也
シャープレス:スチュアート・キャシディ

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