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THERE THERE THERES、uijin迎えた泡パで小島ノエ送り出す「僕たちは一生ゼアゼアさ」

ナタリー

19/1/21(月) 20:17

最後の挨拶をする小島ノエ。

THERE THERE THERESが昨日1月20日に東京・clubasiaでライブイベント「THERE THERE THERES tour 2018-2019 “BRICKS in 泡っくす”」を行った。

この公演はゼアゼアが昨年12月より実施中のアルバムリリースツアー「THERE THERE THERES tour 2018-2019 “BRICKS”」の追加公演として行われたもの。今回はuijinがゲスト出演し、株式会社Afro&Co.による泡の演出がライブを彩った。また本公演をもってメンバーの小島ノエがグループを卒業することが発表されており、チケットはソールドアウト。現体制最後となるゼアゼアのライブを見届けるため、数多くのファンが会場に駆け付けた。

イベントはゼアゼアとuijinによるコラボパフォーマンスで幕開け。正月のライブイベント「TOKYO IDOL PROJECT×@JAM ニューイヤープレミアムパーティー2019」でも共演した2組は、色違いの衣装を身にまとい、それぞれのキラーチューンである「Sunrise=Sunset」と「neo asia」をミックスした「Sunrise+asia」を激しく歌い踊る。平澤芽衣、小島、有坂玲菜、カイ、朝倉みずほ、ありぃ、ひとちび、やよい、りんの総勢9名によるパフォーマンスの最中、ステージ両端の泡キャノンが発動するとフロアは早速泡まみれとなり、観客はその威力を思い知らされた。

コラボパフォーマンス後、uijinは衣装を変えて再登場。「ppp」で口火を切った4人が「neo asia」「illuminate」「ten-age」を畳みかける中、怒涛の勢いで泡が噴射されると、ファンは我を忘れて盛り上がる。uijinはその後も観客を煽りながらアッパーチューンを連発し、フロアの狂騒に拍車をかけていく。ありぃは今回ゲストとして招かれ、ゼアゼアと再びコラボしたことについて「光栄な気持ちでいっぱい」と述べつつ、「めちゃめちゃいかれたパーティだなと思ってたんですけど、ここまでいかれてるとは思ってなくて」と笑った。彼女が「こんな最高なパーティ、最後までぶちかましていくしかないと思うんですよ! 付いてきてくれますか、asia!」と叫ぶとuijinは「001」をアグレッシブにパフォーマンス。最後は2度目の「ten-age」でファンを熱狂させ、ゼアゼアにバトンを渡した。

uijinと入れ替わりで登場したゼアゼアは、激しいダンスナンバー「Primitive Drain」でライブを開始すると、泡が飛び交う中、「ペリカン」「dignity」「クロノメサイア」を連発してフロアを揺らす。自己紹介を経てサイケデリックな「Upstairs Down」でパフォーマンスを再開した5人はここからノンストップでライブを展開。「RadicalHead」「STOP」をハイテンションで歌ったあとは、じっくり聴かせるナンバーを中心に披露していく。曲調に合わせて泡の演出は休止するかと思いきや、ダウナーな「メタリクス」でも泡が放出され、メンバーを静かに見守る観客の上に泡が降り積もった。その後「白昼夢」「There's something behind」「IKENIE」「SOIL」を連続でパフォーマンスしたゼアゼアが「asthma」を投下するとフロアの熱気は一気に上昇。その勢いのまま「スナッキー」を熱演した5人は陽気な「Burnable Garbage」でライブ本編を締めくくった。

ファンの熱烈なアンコールに応えて再び登場したゼアゼアは「NYLON FLAMINGO」を披露。照明がステージを紫に染める中、小島はその妖艶な魅力を見せつける。その後、朝倉が「初めての泡パ」というサイトでイベントの予習をしたと話すなど和やかなムードでMCが進行する中、小島は突然咆哮。「泡が全然足んねえよ! 盛り上がりも足んねえよ! もっと声出せよ!」とその力強い声で観客を煽りまくる。そして彼女の「盛り上がっていくぞ!」という掛け声からゼアゼアは「Sunrise=Sunset」のパフォーマンスを開始。この曲で場内の高揚感は最高潮に達し、泡に包まれたファンが小島のためにサイリウムを点灯させると、彼女は静かに笑みを浮かべた。

パフォーマンスを終えた小島は「短い間でしたが、ありがとうございました……ゼアゼアに入れてくれてありがとうございました」と感謝を述べる。目を潤ませた平澤が「ノエちゃんの声聴くたびにキュンってするよ」と話すと、小島は涙声で「絶対ウソじゃん」と否定。場内に笑いが起こる中、平澤は「何回惚れ直したと思ってんだよ!」とふくれた。「言葉が出ないんですけど、ありがとうしか言えないし、ありがとうしかないし、ありがとう」と感謝の言葉を繰り返す小島に平澤は「こちらこそ。僕たちは一生ゼアゼアさ」と優しく言葉をかけ、有坂も「5人は今日でラストだけど、本当に“ずっとゼアゼアさ”って感じがするな」とうなずく。「最後が泡パでよかった。楽しく生きていきます」と述べた小島は「お元気で。風邪ひかないでね」と泡まみれのファンを気遣いながらステージを去った。

4人となったゼアゼアは、1月27日にツアー「THERE THERE THERES tour 2018-2019 “BRICKS”」の福岡・DRUM SON公演を行ったのち、カイ、朝倉、有坂の生誕ライブを経て2月末に解散。4人がゼアゼアとして最後に行うライブの詳細は追ってアナウンスされる。

THERE THERE THERES tour 2018-2019 “BRICKS in 泡っくす”
2019年1月20日 clubasia セットリスト

THERE THERE THERES×uijin

01. Sunrise+asia

uijin

01. ppp
02. neo asia
03. illuminate
04. ten-age
05. セツナメモリアル
06. chain
07. コトノハエモーション
08. bluesky
09. future
10. 001
11. ten-age

THERE THERE THERES

01. Primitive Drain
02. ペリカン
03. dignity
04. クロノメサイア
05. Upstairs down
06. RadicalHead
07. STOP
08. JUKAI
09. メタリクス
10. 白昼夢
11. There's something behind
12. IKENIE
13. SOIL
14. asthma
15. スナッキー
16. Burnable Garbage
<アンコール>
17. NYLON FLAMINGO
18. Sunrise=Sunset

THERE THERE THERES tour 2018-2019 “BRICKS”(※終了分は割愛)

2019年1月27日(日)福岡県 DRUM SON
OPEN 14:15 / START 15:00

THERE THERE THERES カイ生誕ライブ

2019年2月11日(月)東京都 WWW

THERE THERE THERES 朝倉みずほ生誕ライブ

2019年2月16日(土)東京都 SPACE ODD

THERE THERE THERES 有坂玲菜生誕ライブ

2019年2月24日(日)東京都 TSUTAYA O-nest

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