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武田航平 オレニ撮ラセロ!

人気TikToker「純悪」で、15年来の友人俳優・阿部亮平&山根和馬が登場!

不定期連載

第86回

フォロワー数50万人越えの人気TikToker「純悪」。ユニットを組む俳優の阿部亮平さんと山根和馬さんは、実は武田さんと15年来の友人ということで、今回ご登場いただくことに! ドラマや映画、TikTokのイメージとも違う、「おれとら」らしいテイストに染まっていただきました。

会っていなくてもつながっている

武田 亮平くんと和馬くんは、昔から付き合いがあって尊敬している俳優さんです。そして、最近は「純悪」というユニットを組んでTikTokで活躍していますが、SNS中心になってきている世の中で率先して取り入れてトライしている姿がカッコいいなと思って、いろいろお話を聞きたいなと思ったので、今回登場していただきました。

阿部&山根 ありがとうございます!

武田 3人揃って話すのは久々ですけど、個々だと現場でちょいちょい会ったりしていましたよね。

山根 そうだね。それに、会えていなくても、テレビや映画で見かけると「今この作品出てるんだ。すごいな」って勝手に励まされるね。

武田 そうなんですよね。『HiGH&LOW』のときも、グループは別でしたけど亮平くんと共演できてすごく嬉しかったな。舞台挨拶ぐらいでしか会うことはできなかったけど。

阿部 航平はシーズン2から参加したんだっけ?

武田 そうですね。シーズン2から入って、映画にも出させていただきましたね。『ハイロー』の舞台挨拶のときは、人数も多いし、アウェイな感じがしていたんですけど、舞台袖で亮平くんが「お、航平!」って話しかけてくれて、すごく安心感があったというか、心強かったのを覚えていますね。

阿部 そうなんだ。俺は全然覚えていないけど(笑)。

山根 阿部ちゃんはそういう気持ちにさせてくれるところがあるよね。たぶん本人は何も考えていないけど(笑)。

武田 僕は和馬くんに対してもそういう感覚です。2人が昔と変わらずに接してくれるからうれしいんです。

阿部 共演といえば、ドラマ『24 JAPAN』では、俺は航平が演じた役(アレクシス)のせいで殺されたんだよ(笑)。

山根 2人の役ってつながっていたんだ。

阿部 そう。現場では会っていないけどね。だから放送を見たときは俺もなんかうれしかった。

可能性を広げていくための挑戦

武田 長くやっているといろんなところで間接的につながっていますよね。今はSNSもありますし、僕も「純悪」の投稿を見ているから、あまり会っていなかったっていう感覚がないんですよね。

山根 今後は役者も芝居だけに向き合うんじゃなくて、可能性を広げていくという意味で、いろんなことをやっていった方がいいのかなって。その方が“辞める”という判断には至らないのかなと思うんだよ。

武田 ここ十年でも辞めていった人はたくさんいますしね。そんな中で、常に前に出ていく姿勢を持ち続けている亮平くんと和馬くんはすごいです。

山根 2年でいろいろ形になってきたね。やっていることは最初から変わらないけど。

武田 諦めずに続けることが大事ですよね。

山根 今の世の中の状況もあったかな。自粛期間があって、みんながSNSでしかつながれない世の中になっていたし。それに、俺たちは動画を撮るときも基本的に2人で、多くてもスタッフさんを入れて3人とかだから、大所帯の現場に比べるとコロナ過でも動画を作り続けることができた。そういうのも大きかったかなと思う。

武田 ステイホームの時間を上手く使ってやれたというのは、たしかに大きいですね。

山根 今年もまだ自粛は続いているし、この期間をどう過ごすかで、それぞれの役者たちの今後も変わってくると思う。ただダラダラ過ごすのか、もっとこうやろうぜって挑戦していくのかで、だいぶ違ってくるんじゃないかな。

Snow Manダンス動画の制作秘話

武田 僕がお二人と初めて共演したのは2005年に公開した映画『TKO HIPHOP』という作品でしたけど、お二人はそれ以前にもドラマ『WATER BOYS2』で共演していたんですよね。

山根 そうそう。でも、阿部ちゃんとは『TKO』で一気に仲良くなったんだよ。『TKO』以降から週3~4で遊ぶようになった。

武田 初対面のときって、僕のことどう見えていましたか?

阿部&山根 イケメン!

武田 ありがとうございます(笑)。僕は亮平くんのことは最初から優しいなって思っていましたけど、和馬くんのことはちょっと怖かったんですよ。

山根 あら、そうなの?

武田 話すと優しかったんですけど、受け答えがクールな感じだったので。

山根 えー、そんなふうに見えていたんだ。

阿部 ダンサーだったから、見た目はチャラチャラしていたけどね(笑)。

武田 和馬くんはそのあとDA PUMPに加入していましたもんね。DA PUMPでの活動をずっと続けようとは考えていなかったんですか?

山根 俺は中学生の頃からDA PUMPが好きで、夢はDA PUMPになることだったし、当時はファンクラブにも入っていたんだよ。俺にとってはDA PUMPとして活動した5年間がすべてだったというか、役者という仕事にも出会っていたし、楽しそうなこと、おもしろそうなことになんでも挑戦していく人生にしたいなと思ったんだよね。

武田 和馬くんがDA PUMPに入るって知ったとき、めちゃくちゃテンションあがったんですよ! 『TKO』で共演したときから、ずっと好きだって聞いていましたし。それに、僕も中学の頃、DA PUMPのファンクラブに入っていたんです。

阿部 え、そうなの?

山根 それは知らなかった!

武田 そうなんですよ。そういう話をしたあとにDA PUMPに入ったから、こんなすごいことがあるんだって思いましたね。今はTikTokでもDA PUMPのメンバーと一緒に踊ったりしているから、いいなぁって。

山根 そうだね。いい関係を築けているなって自分でも思う。

武田 あと、僕的には亮平くんも踊るっていうのがセンセーショナルでした(笑)。TikTokでSnow Manのダンスを踊っているのもビックリしたなぁ。

山根 あれは阿部ちゃんが踊りたいって言い出したんだよ。

阿部 航平はさ、Snow Manの岩本照くんと仲良いよね? どうやら彼がムキムキになったのは俺のせいらしいんだよね。

武田 え、そうなんですか?

阿部 彼と共演したときに腕相撲をしたんだけど、そのときに、俺が秒殺しちゃって。それが悔しくて、体を鍛えだしたらしくて。それにSnow Manメンバーで同姓同名の阿部亮平くんとも共演してたから、そんな2人が所属しているSnow Manのデビューが決まったときに、俺もお祝いしたいなと思って。だから踊ろうって(笑)。

山根 むちゃくちゃ難しかったよね。普通にダンスが上手くないと踊れないレベルの振り付けだったし。でも阿部ちゃんがやるって言うから、じゃあやろうってスタジオ借りて。リハーサルを始めて10分くらいで、阿部ちゃんがギックリ腰になっちゃって。

武田 えぇ!

山根 10分は早いだろ!って(笑)。

阿部 すぐ動画を上げないといけなかったのに、ギックリ腰になっちゃったから上げるのが遅くなっちゃったんだよね。

武田 うわー、そうだったんですね。

阿部 でも、難しいことに挑戦するのはおもしろいよね。航平もSnow Manと交流あるなら踊ってみたらおもしろいんじゃない?

山根 DA PUMP好きなら、DA PUMPの曲を踊るのも楽しいかもね。

武田 昔よく聴いていた曲とかやったら楽しそうですね!

阿部 いいじゃん! じゃあ俺は『if...』歌うから、2人は踊ってよ。

武田 それいい!

山根 「お前は踊らないんかい!」ってオチも作れるし。

武田 こうやって動画のネタが決まっていくんだ! おもしろいなぁ。

次回は、武田さんがSNSでバズる秘訣を「純悪」に直撃!? ユニット結成のきっかけや動画制作の裏側に迫ります。

プロフィール

阿部亮平

1980年3月26日生まれ、愛知県出身。2003年より俳優として活動を始める。2004年、ドラマ『WATER BOYS2』でテレビドラマ初レギュラー。その後もドラマ、映画、Vシネマなどで幅広く活動中。主な出演作に、映画『クローズZERO Ⅱ』『罪の声』『無頼』、ドラマ『今日から俺は!!』『バイプレイヤーズ~名脇役の森の100日間~』など。

山根和馬

1984年3月6日生まれ、神奈川県出身。10代の後半からダンサーとして活動をスタート。2003年からは俳優としても活動の幅を広げ、2004年には映画『ハーケンクロイツの翼』にて小栗旬とともにW主演に抜擢。2008年にはDA PUMPに加入し、約5年間活動していた。2019年より、かねてより親交のあった俳優・阿部亮平とユニット『純悪』を結成。You TubeやTikTokなどで公開した動画が次々とバズり、注目を集めている。

武田航平

1986年1月14日、東京都出身。2001年に芸能界入り、同年に第14回「ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」審査員特別賞を受賞した。『仮面ライダーキバ』『仮面ライダービルド』などで人気を博し、現在はドラマ、映画、舞台と幅広く活躍中。2021年はドラマ『24 JAPAN』(テレビ朝日)に出演し、恋愛フェイクドキュメンタリー『フェイクラブ』(FOD)、ドラマParavi『理想のオトコ』が配信中。

写真/大塚秀美、ヘアメイク/田中宏昌(allure)、取材・文/榎本麻紀恵、動画BGM/DOVA-CYNDROME、撮影機材協力/Nikon(「ニコン Z 5」)

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