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イップ・マン 完結

20/6/29(月)

『イップ・マン 完結』 (C)Mandarin Motion Pictures Limited, All rights reserved.

詠春拳の達人イップ・マンはブルース・リーのカンフーの師匠として世界的に知られる存在だった。しかし、武術愛好家以外にも広く認識されるようになったのは、この大ヒットシリーズの影響が大きいだろう。2008年の第1作から約10年を経て完成した4作目。完結編となる本作では、リーが映画界に進出するまでの、アメリカで武術を広める様子も描かれており、彼のファンにも十分楽しめる内容となっている。 1964年のアメリカ・サンフランシスコ。リーが参加した国際空手道大会の客席にイップの姿があった。リーから招待状が届き、香港から渡米したのだった。実は他にも目的があった。癌を宣告され、後に残される息子を憂い、留学先を見つけるためだったが、現地の中華総会と対立してしまう。 アメリカでの人種差別、中華街の文化もふまえ、アクション映画の枠を超えた重層な物語が魅力だ。もちろん見所はイップ役ドニー・イェンと、中華総会会長やアメリカ軍人とのカンフーシーン。数々の映画でアクション監督を務めた巨匠ユエン・ウーピンの武術指導による格闘の場面は激しいだけでなく、華麗だ。リーのファンにはおなじみの「ワンインチパンチ」のシーンも見逃せない。

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