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細谷佳正が「夜能」秋クールに登場、“恋の修羅”「清経」を読む

ナタリー

細谷佳正

「夜能~語り部たちの夜~『清経』」9月公演が9月24日に東京・宝生能楽堂で開催される。

「夜能」は2018年にスタートした企画で、語り部と能楽師が非日常の世界を観客に届けるというもの。今年の秋クールでは、「平家物語」を材にとった能「清経」をテーマに、長田育恵が書き下ろした朗読台本を3カ月にわたって送る。“恋の修羅”とも呼ばれる「清経」は、源平合戦で劣勢になり、神仏にも見放された平清経の物語。家来に清経の入水自殺を知らされた妻が、形見の遺髪を前に嘆き悲しんでいると、そこへ清経の霊が在りし日の姿で現れる。

9月公演の朗読には細谷佳正が出演する。細谷が「夜能」に参加するのは、新型コロナウイルスの影響で無観客生配信公演となった昨年の「祇王」以来、今回で2度目。能「清経」ではシテを和久荘太郎が勤める。また、本公演では配信も決定。詳細は公式サイトでの発表を待とう。公演チケットの販売は明日6月26日にスタート。さらに、秋クール10月公演には小野友樹の出演が決定した。

なお、本日25日18:30からはいとうせいこうが朗読台本を手がけた春クール「夜能~語り部たちの夜~『杜若』」が、宝生能楽堂で上演される。谷口賢志が朗読し、女流能の武田伊左が能「杜若」でシテを勤める。

「夜能~語り部たちの夜~『清経』」9月公演

2021年9月24日(金)
東京都 宝生能楽堂

朗読「清経」

脚本:長田育恵

朗読:細谷佳正
雅楽:三浦元則 ほか

能「清経」

シテ:和久荘太郎
ツレ:東川尚史
ワキ:村瀬提 ほか

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