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女王とインドの若者の絆が大騒動に ジュディ・デンチ主演『ヴィクトリア女王 最期の秘密』予告編

リアルサウンド

18/10/22(月) 8:00

 2019年1月25日に公開される『ヴィクトリア女王 最期の秘密』からビジュアルと予告編が公開された。

 1887年のヴィクトリア女王即位50周年記念式典を描く本作は、ヴィクトリア女王王室のしきたりを無視し、真っ直ぐに微笑みかけてくるアブドゥルの2人に焦点を当てた真実の物語。

 最愛の夫と従僕を亡くし、長年心を閉ざしてきたヴィクトリアの前に、記念金貨の贈呈役に選ばれ、英領インドからイギリスへとやってきた若者アブドゥルが現れる。身分も年齢をも超えた強い絆で結ばれていく2人だったが、周囲はそんな“君主と従者”の関係に猛反対。英国王室を揺るがす大騒動へと発展していく。

 ヴィクトリアを演じるのは、ジュディ・デンチ。『Queen Victoria 至上の恋』に続き、20年ぶり2度目のヴィクトリア役となる。そして、アブドゥル役には『きっと、うまくいく』のインド若手実力派アリ・ファザルが抜擢された。

 今回公開されたビジュアルは、ヴィクトリアと従者アブドゥルが見つめ合い歩んでいる姿が映し出されている。「心をひらいた。人生が愛おしくなった―」というコピーからは、頑なな女王が生きる歓びを見出していくことを予感させる。一方、2人の関係性を訝しがる王室職員の姿なども映し出され、一筋縄ではいかない物語を思わせる。

 また予告編では、スティーヴン・フリアーズ監督を筆頭に、脚本リー・ホール、撮影ダニー・コーエンと、英国最高峰のスタッフが集結して紡がれる、贅をつくした映像が垣間見える。アカデミー賞にもノミネートされた華やかな衣装、数百人ものエキストラが登場する壮観の王宮儀式……ヴィクトリアが生きた当時の生活が、息を呑むほどのスケールで映し出される。(リアルサウンド編集部)

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