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織部典成が映画初主演、大学生男女がハードル越えて愛深める「僕が君の耳になる」

ナタリー

20/4/19(日) 9:00

織部典成

劇団番町ボーイズ☆のメンバー・織部典成が主演を務める映画「僕が君の耳になる」の製作が決定した。

本作は、平凡な大学生・純平と同じ学校に通う耳が聞こえない女性・美咲が数々のハードルを越えながら愛を深め、成長していく様子を映し出す人間ドラマ。ボーカル&手話パフォーマンスグループのHANDSIGNによる同名曲が原案となっている。ヒロインの美咲には役柄と同じくろう者の新人・梶本瑞希が起用され、「笑顔の向こうに」の榎本二郎が監督、川崎龍太が脚本を担当する。

これが映画初主演の織部は「少しでも、ろう者の方の気持ちを理解したいと思い、小説を読んだり実際に教室に行ってお話を聞いたり、手話を勉強しています」と役作りに言及する。そしてギターでの弾き語りにも初めて挑戦し、「まだまだ納得いくように弾けませんが、こちらも日々特訓中です。この作品を通して、見終わった後に皆様の中に何か1つでも心に響くものがあったらなと思います」と語った。

なお本作には岡田結実、忍足亜希子、三浦剛、松井健太、三浦大輝、小松みゆき、岡元あつこ、善知鳥いお、ミセスヒロコ、悠綺、阿部祐二、森口瑤子もキャストに名を連ねる。

織部典成 コメント

今回、映画「僕が君の耳になる」で主演をさせて頂くことになりました。
映画初主演ということで凄くドキドキしていますが、本当に嬉しく光栄に思います。
初めて台本を読んだ時、純平が美咲という女性に惹かれ「僕の知らないもう一つの世界」を知ったのと同じように、僕自身も知らない世界の中でも、「好きな人のために何かしてあげたい」という純平の思いに共感し、胸に突き刺さるものがありました。
この作品をやらせて頂くにあたり、僕自身少しでも、ろう者の方の気持ちを理解したいと思い、小説を読んだり実際に教室に行ってお話を聞いたり、手話を勉強しています。
手話には日本手話や日本語対応手話があり、これが違うだけで手話をする順番が変わったり、一人称を入れなくてはいけなかったりと色々と苦戦している所ではありますが、僕なりに必死に勉強中です。
また、作中に弾き語りをするシーンがあるので、興味はあったものの触ったことがなかったギターにも初挑戦しています。
まだまだ納得いくように弾けませんが、こちらも日々特訓中です。この作品を通して、見終わった後に皆様の中に何か1つでも心に響くものがあったらなと思います。
多くの方にこの作品が届くように僕も頑張ります。
楽しみにしてください。

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