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新しい歴史を提案、佐藤健が「サムライマラソン」への熱い思いを明かす

ナタリー

19/2/23(土) 16:30

「サムライマラソン」舞台挨拶の様子。

「サムライマラソン」の公開を記念した舞台挨拶が、本日2月23日に東京・TOHOシネマズ 日比谷で開催され、主演の佐藤健のほか、小松菜奈、森山未來、染谷将太、青木崇高、小関裕太、竹中直人、監督を務めたバーナード・ローズが登壇した。

土橋章宏の小説「幕末まらそん侍」を実写化した本作は、日本におけるマラソンの発祥と言われる「安政遠足」をモチーフにした歴史エンタテインメント。佐藤は「僕らの『武士ってこうだよね』というイメージは映画が作ったものが多いなんだなと思いました」と演じるにあたっての気付きを明かし、「だったら、過去の映画をなぞるのではなく自分たちが新しい歴史を提案するという思いで芝居をしました」と本作への思いを熱を込めながら語る。劇中で男装をした小松が「現場ではどう見ても女だって言われ続けていたんです」と撮影エピソードを披露すると、その言葉に佐藤は「女というか小松だった!」と続け、2人は目を見合わせて笑った。

乗馬シーンに挑戦した森山は、乗りこなすコツを聞かれた際に「やっぱり……腰つきですかね」とつぶやく。それをすぐそばで聞いていた青木は「僕たちは森山ケンタウロスって呼んでるんです」とジョークを飛ばし、森山に「同化しているやろ!」とツッコまれる。さらに森山が「馬を調教するときはまず首根っこをつかんで倒して、服従させることから始めなければいけないらしいんです」とジャスチャー付きで語るのを見た青木は、「俺を服従させようとしている……?」と恐る恐る尋ねて会場の爆笑をさらった。

「未來さんという怪物が付いていけないくらい走るので、いっぱいいっぱいでした」と述懐したのは染谷。その言葉を受けて森山が「監督が1着は誰でもいいよと言ったので、ガチでやっちゃえばいいやって」と笑顔を見せると、染谷は「ガチは駄目ですよ!」と叫ぶ。自身が演じたキャラクターの“裏設定”の説明を求められた小関は「恥ずかしいから嫌です」と照れながらも「今までの自分を壊したいと考えたのかなと」と明かし、竹中は「台本通りにやらないというのが僕にとっては最高!」と満足げに撮影を振り返る。そんな俳優たちにローズは「皆さんファビュラス。今までのどの作品よりも最高のキャストでした」と声をかけて感謝を伝えた。

「サムライマラソン」は全国の劇場で上映中。

(c)“SAMURAI MARATHON 1855”FILM Partners GAGA.NE.JP/SAMURAIMARATHON

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