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演劇を辞めた男を主人公に“劇”とは何か探る、劇団壱劇屋4都市ツアー「劇の劇」

ナタリー

19/12/14(土) 17:30

劇団壱劇屋2020年4都市ツアー「劇の劇」ビジュアル(撮影:河西沙織)

劇団壱劇屋「劇の劇」が、1月から2月にかけて大阪、愛知、静岡、東京で上演される。

「劇の劇」は、大熊隆太郎が作・演出を手がける作品。劇中では、かつて俳優だった男を主人公に、“劇”とは何かを巡る物語がオムニバス形式で展開する。出演者には大熊のほか、井立天、高安智美が名を連ねた。

上演に向けて、大熊は「壱劇屋は娯楽としての演劇と芸術としての演劇、どちらも大切にして作品を作って来ました。エンタメとアートのマーブル、大衆とマニアックの中間、シュールとベタのせめぎ合い、王道と外道の狭間、様々な塩梅を探って来ました。この『劇構』という硬いテーマを壱劇屋の中和力で柔らかくし、観客と『劇』について一緒に考察していきたいと考えています」とコメントしている。

公演は1月10日から13日まで大阪・in→dependent theatre 1st、1月18日・19日に愛知・ナンジャーレ、1月26日に静岡・人宿町やどりぎ座、1月28日から2月2日まで東京・シアター711で行われる。

なお、本作の公開通し稽古が12月23日に大阪・東大阪市立市民多目的センターで実施される。入場は無料だが、要事前予約のため、希望者は劇団公式サイトにて申し込みを。

大熊隆太郎コメント

演劇は面白い。では演劇の何が面白いのか? どこに惹かれて我々は演劇に従事しているのか? 人間が練習した会話や動きを披露し、人間がそれを見る。それの何が面白いのか調べてみよう、というミステリーハンターのような感覚で「劇の劇」はスタートしました。今作「劇の劇」は演劇をやめた男が劇世界から逃れられない不条理な物語を軸に、劇にまつわるあれこれをオムニバス調で遊んでいきます。「劇」そのものの構を劇にしました。壱劇屋は娯楽としての演劇と芸術としての演劇、どちらも大切にして作品を作って来ました。エンタメとアートのマーブル、大衆とマニアックの中間、シュールとベタのせめぎ合い、王道と外道の狭間、様々な塩梅を探って来ました。この「劇構」という硬いテーマを壱劇屋の中和力で柔らかくし、観客と「劇」について一緒に考察していきたいと考えています。

劇団壱劇屋2020年4都市ツアー「劇の劇」

2020年1月10日(金)~13日(月・祝)
大阪府 in→dependent theatre 1st

2020年1月18日(土)・19日(日)
愛知県 ナンジャーレ

2020年1月26日(日)
静岡県 人宿町やどりぎ座

2020年1月28日(火)~2月2日(日)
東京都 シアター711

作・演出:大熊隆太郎
出演:井立天、高安智美、大熊隆太郎

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