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岡田准一「散り椿」に北大路欣也、仲代達矢、岩下志麻、小栗旬がコメント

ナタリー

18/9/21(金) 8:00

「散り椿」

岡田准一が主演を務める時代劇「散り椿」より、北大路欣也、仲代達矢、岩下志麻、小栗旬らによる鑑賞コメントが到着した。

葉室麟の同名小説を「劔岳 点の記」の木村大作が映画化した本作。岡田が、亡き妻の思いを胸に藩の不正や権力に立ち向かっていく男・瓜生新兵衛を演じている。そのほか西島秀俊、黒木華、池松壮亮、麻生久美子らがキャストに名を連ねた。

木村が撮影を担当した「八甲田山」に出演している北大路は「散り椿」について「輝く、美しい大自然に育まれ 懸命に生き、生かされている人間の生き様 苦しくも、悲しくも、切なくもある。それを乗り越え、力強く突き進む主人公の息遣いを感じながら、有るがままを受け入れ、人を思いやるその心の深さ、優しさに感動。ロマン溢れる時代劇の醍醐味を満喫させてくれる素晴らしい作品だ!」とコメント。

また仲代は「スクリーンにあふれる静と動のリズム、四季折々の自然の息づかい、そして、その中にある人の心の奥深い佇まいなどが、絶妙なカメラワークで捉えられていました。良い仕事をしましたね」と称賛し、岩下も木村自身が撮影を担当した本作の映像を称えながら「武士の矜持、そして人の気持ちの動きが繊細に描かれていて、男と女、男と男の心に秘めた深い愛に感動しました」と語っている。

木村がカメラマンとして参加した「追憶」に出演経験のある小栗は「昔、自分が見て憧れた先輩俳優たちに勝るとも劣らない姿が美しい映像の中に溢れており、最後の戦いでの岡田准一さんの顔・姿・形には、まさにその時代を本当に生きたのではないかという深さを感じました。僕らのこの時代に木村大作監督と岡田准一さんという俳優が出会うのは必然であったと思うし、二人がこの時代で出会えたことが奇跡的なことだなと思う映画でした」とコメントを寄せた。

そのほか葉室の妻・葉室るみ子、東映の代表取締役でグループ会長・岡田裕介、KADOKAWAの取締役会長・角川歴彦によるコメントも下記に掲載。「散り椿」は、9月28日より全国で公開される。

北大路欣也 コメント

輝く、美しい大自然に育まれ
懸命に生き、生かされている人間の生き様
苦しくも、悲しくも、切なくもある。
それを乗り越え、力強く突き進む主人公の息遣いを感じながら、
有るがままを受け入れ、人を思いやるその心の深さ、優しさに感動。
ロマン溢れる時代劇の醍醐味を満喫させてくれる素晴らしい作品だ!

仲代達矢 コメント

新兵衛と篠と采女の間に通い合う感情は、
武士の家を描きながら決して狭い「お家」に留まらない、
人間の普遍的な愛のひとつの形を提示した作品だったかと思います。
スクリーンにあふれる静と動のリズム、四季折々の自然の息づかい、
そして、その中にある人の心の奥深い佇まいなどが、
絶妙なカメラワークで捉えられていました。良い仕事をしましたね。

岩下志麻 コメント

木村大作さんの映像がとても素晴らしかったです。
武士の矜持、そして人の気持ちの動きが繊細に描かれていて、
男と女、男と男の心に秘めた深い愛に感動しました。

小栗旬 コメント

本当に、素晴らしい映画でした。
日本の古き良きサムライムービーで、
そして岡田准一さんの本当に達人にしか見えない圧倒的な存在感。
木村大作監督が言われていたように、
昔、自分が見て憧れた先輩俳優たちに勝るとも劣らない姿が美しい映像の中に溢れており、
最後の戦いでの岡田准一さんの顔・姿・形には、
まさにその時代を本当に生きたのではないかという深さを感じました。
僕らのこの時代に木村大作監督と岡田准一さんという俳優が出会うのは必然であったと思うし、
二人がこの時代で出会えたことが奇跡的なことだなと思う映画でした。

葉室るみ子(故・葉室麟 夫人) コメント

耐える新兵衛の背に、男の真情が見えました。
ひとのやさしさと美しさを描きたい。
夫のその想いを大切に結んだ映画の情景が哀しく胸に迫り、心を奪われました。
天にも届く感動をありがとうございます。
大切に思う映画に出会えた。それだけで仕合わせです。

岡田裕介(東映 代表取締役 グループ会長)コメント

東宝のまさに、伝統本流の時代劇でした。
木村監督ならではの、絵画のような美しい画の数々もすばらしく、スケールよりその丹念さを感じました。
岡田准一さんも、殺陣の稽古だけでも大変そう…。
目に見えぬ努力を感じました。
そう…この映画には目立たない、丁寧さを深く感じました。御苦労様…。ありがとうございました。

角川歴彦(KADOKAWA 取締役会長) コメント

木村監督は心が美しいからこういう“美しい作品”が撮れるんですね。
潔さ、儚さを奥深く描いた故・葉室先生の感動作が
新たな息吹を得て映画となり万感の思いで拝見しました。

(c)2018「散り椿」製作委員会

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