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山崎賢人、『グッド・ドクター』試写会で子供からの質問に“イケメン”としてアドバイス

リアルサウンド

18/7/8(日) 19:43

 7月12日よりスタートする木曜劇場『グッド・ドクター』(フジテレビ系)の完成披露試写と舞台挨拶が7月8日に都内で行われ、山崎賢人、上野樹里、藤木直人が登壇した。

 山崎が演じる主人公・新堂湊は、自閉症スペクトラム障害でコミュニケーション能力に障害がある一方、驚異的な暗記力を持つサヴァン症候群の青年。幼い頃から夢だった小児科医の世界に研修医として飛び込んだ湊が、周囲の偏見や反発にさらされながらも、子供たちの命のために闘い、成長していく姿を描く。

【写真】子供たちに囲まれて微笑む山崎賢人

 完成披露試写は15歳までの子供約160名を招待して行われたこともあり、キャスト陣はいつもと違う雰囲気にたじたじ。山崎からの「どうでしたか?」という投げかけにも観客からの反応は薄く、上野の「拍手がないけど大丈夫かな……」というつぶやきに対して大きな拍手が湧き上がると、ようやく3人にも安堵の表情が見られた。

 本作で初の医師役に挑む山崎は「医療用語とか大変なんですけど、湊は“すべての子供を大人にしたい”とすごくまっすぐでピュアな思いを持っているので、そこだけをブレずに持ってやろうと思っています」と決意表明。現場では子供たちと接する時間が多いといい、「めちゃめちゃかわいいです。あと、しっかりしていますよね。手術のシーンとかじっとされていて……すごいなって。僕も頑張ろうと思いますね。現場も明るくなります」と笑顔を見せた。

 8年ぶりのフジテレビ作品出演となる上野は「10代、20代と良い作品でお世話になったので、おこがましいですけど、その恩返しができるように精一杯出し尽くしたいと思います」と気合いを入れる。また、湊の先輩でもある小児外科医という役どころについて「生い立ちにネックがあるわけでもない、普通の医師。だからこそ、いろんな表情を見せることができるので新鮮です」と明かした。

 一方、小児外科医のエースを演じる藤木は、医師役が10作目だと紹介を受け「そう言われるんですけど、『ナースのお仕事』シリーズだけで、『3』、『4』、『ムービー』、『帰ってきた』って、もう4つなんですよ(笑)」と暴露。今回の役どころについては「頼りない研修医役が多かったので、できる医師役は難しいです。賢人くんに厳しく当たるので、世の中の女性を敵に回すことになると思います」と苦笑い。藤木は「賢人くんに“そんな冷たくしないで”って思ったでしょ?」と会場に問いかけ、女子たちが頷くと「仕事だからね」と話して笑いを誘った。

 互いの印象について山崎は「上野さんは『のだめ』とかを観ていたのでその印象がすごくある。とても情熱的な方」とコメント。一方の上野は山崎に対して「癒やされたり、ほっこりすることがある」と、両者は顔を合わせてニッコリ。藤木は「賢人くんと一緒にやったバラエティ番組ロケがすごく楽しかったので、ご一緒できてすごく嬉しかったですね。想像通りの良い子で、スタッフみんなに愛されている」と山崎を評し、目尻を下げた。

 さらに藤木が、上野について「想像以上にまじめでストイック。すごく下調べされているし、僕のほうがだいぶ年上だけど、叱られないようにがんばろうと思ってます」と話すと、上野は「そんなことできないですし、ありえないです」と恐縮しきり。それに対して藤木が「『できないです』って、叱りたいんですか!?」と茶目っ気たっぷりに返すと、子供たちからも大きな笑い声が上がった。

 ほかにも藤木が休憩中にルービックキューブで遊んでいることが明かされ、上野と山崎が「どんな状態でも一瞬でできる」と絶賛すると「一瞬じゃないけどね。30秒くらいあれば……」とにんまり。会場から「お~」と声が漏れると、藤木は「最初の頃はこういう反応なんだけど、だんだんカチャカチャうるさいなって扱われ方になってくる」と話すなど、共演者同士の仲の良さが垣間見えた。

 続いて、会場に訪れた子供たちからの質問タイムへ。「よくイケメンと言われるけれど、なんと返していいかわからない」という少年からの質問に対して山崎は「認めるしかないですね。『イケメンです』って」と、イケメンと言われ続けてきた山崎ならではのド直球な回答。藤木は「小学生のときに、理髪店のおばさまに『三浦友和に似てるね』って言われて、微妙な反応しかできなかったのを思い出した」と、同じ境遇にいた自分自身の少年時代を懐古し、最終的には「『ありがとう』って言えばいいんだよ」と的確なアドバイスを与えていた。

 終わりに山崎は「小児外科医は、お医者さん全体のうち0.3%しかいないらしいんです。ドラマを通して、小児外科に光が当たれば良いなとも思いますし、毎週木曜日を楽しみにできるような作品になればいいと思います」と挨拶。会見後に行われたフォトセッションでは、山崎らが子供たちと密着してセルフィーで撮影する一幕も。キャストたちは、緊張のとけた子供たちからの握手に温かく応じるなど、会場中に笑顔が広がっていた。

※山崎賢人の「崎」は「たつさき」が正式表記

(nakamura omame)

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