特集上映『ミシェル・ルグランとヌーヴェルヴァーグの監督たち Hommage à Michel LEGRAND』が、2月21日から東京・恵比寿のYEBISU GARDEN CINEMAほか全国で順次開催される。

生涯に100作以上のアルバム、約200曲の映画・TV音楽を手掛け、『アカデミー賞』『グラミー賞』『ゴールデングローブ賞』などで数々の賞を受賞、今年1月26日に逝去したフランス出身の音楽家ミシェル・ルグラン。特集上映ではルグランの没後1年および生誕88年特別企画として、ヌーヴェルヴァーグの監督たちとのコラボレーション作品7本をデジタルリマスター版で上映する。

上映作品は、12月14日に逝去したアンナ・カリーナ主演のジャン＝リュック・ゴダール監督作『女と男のいる舗道』『女は女である』をはじめ、ジャック・ドゥミの監督作品から『ローラ』『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』『ロバと王女』、ルグラン自身が音楽家として出演したアニエス・ヴァルダ監督作『5時から7時までのクレオ』。

公開されたポスタービジュアルには、『女と男のいる舗道』からアンナ・カリーナ演じる主人公ナナが写し出されている。

なお、2月19日に「ミシェル・ルグラン没後一年追悼盤」として、『エッセンシャル・ワークス・オブ・ミシェル・ルグラン』『ALFA Years / ミシェル・ルグラン』『トリビュート・トゥ・ミシェル・ルグラン/ リシャール・ガリアーノ』の3タイトルのアルバムが発売される。