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SixTONES、TWICEら集結の「YouTube FanFest」でコブクロ×Fischer'sコラボも

ナタリー

18/12/13(木) 18:00

SixTONES(提供:YouTube)

12月11、12日に千葉・幕張メッセイベントホールにてYouTube主催のライブイベント「YouTube FanFest 2018」が開催された。

「YouTube FanFest」はYouTube上で人気のアーティストとそのファンが集うオンライン動画コミュニティの祭典で、日本での開催は今回で5回目となる。1日目は「YouTube FanFest Music」と題され、2018年にYouTube上で話題を集めたコブクロ、水曜日のカンパネラ、スカイピース、SixTONES、TWICE、Fischer'sがライブを実施。2日目に行われた「YouTube FanFest Red Carpet」ではHIKAKIN、はじめしゃちょーらYouTuberがレッドカーペットを歩き喝采を浴びた。この記事では1日目の公演の模様をお届けする。

場内にこの日の出演アーティストの紹介映像が流れると、早くも会場には大歓声が響く。まずは司会を務めるハリー杉山とChigusaが登場し、2018年にYouTube上で注目を集めた日本国内のミュージックビデオのトップ10を発表した。ランキングの1位を飾ったのは、米津玄師の「Lemon」。なおこの日の出演者であるTWICEの楽曲は3曲ランクインした。

ライブのトップバッターとして登場したのはモノトーンの衣装に身を包んだTWICE。彼女たちは冒頭で発表されたMVランキング6位の「Candy Pop」でキュートなパフォーマンスを披露し、オーディエンスを魅了。「ONE IN A MILLION! こんばんは。TWICEです!」という全員での息の合った挨拶のあと、SANAはMVランキングについて「私たちのMVが、2017年と2018年のランキングを合わせて5曲も、トップ20にランクインしたと聞いて感激しています!」と喜びを語った。ここで観衆はMOMOの指導のもと、次にTWICEが披露する楽曲のダンスの振り付けを練習。DAHYUNが会場を見渡して「最後まで一緒に楽しみましょうね!」と愛らしくファンに語りかけ、「BDZ」のキャッチーなダンスで会場に一体感をもたらしてライブを終えた。

場内が暗くなり壮大なイントロが流れると、絞られた照明の中でレース状の生地を頭から足元までまとったコムアイが「かぐや姫」を歌唱。さっそく観客を水曜日のカンパネラ独自の世界観に誘っていった。「南方熊楠」「桃太郎Remix」を歌う彼女の周りでは、緑色のビニールで模した“コケ”や“桃”に見立てた巨大なピンクのビニールが膨らむ。その「桃太郎Remix」でコムアイはステージ前方で桃にもたれかかりながら妖しく歌い、最後には桃の中に埋もれていった。しばらく経つと桃が開かれ、頭部のレース状の生地を取り払った彼女が「一休さん」の浮遊感あふれるサウンドに乗せて優雅に舞う。MCでは鹿児島・屋久島でコムアイが楽曲制作した様子を撮影したドキュメンタリー映像が、YouTubeの有料プランである「YouTube Premium」利用者向けのオリジナルコンテンツ「YouTube Originals」で公開予定であることを発表した。

人気ゲーム「荒野行動」の“あるある”を高速ラップでつづったコラボソング「荒野行動あるある」を初披露し、冒頭からフルスロットルのパフォーマンスを展開したのはスカイピース。さらに「スタートダッシュ」「オタパリダンシン」と勢いのある楽曲を続け、会場にハンドクラップを巻き起こす。限られた持ち時間の中で力いっぱい歌い切った彼らは、「荒野行動」のパネルを掲げて観客と共に記念撮影を行った。MCではハリーにメジャーデビュー後の心境を聞かれた☆イニ☆(じん) が、CDショップに自分のCDがあることに慣れず目にするたび毎回買ってしまうというエピソードを語ってオーディエンスの笑いを誘う。最後に2人は客席にタオルを投げてファンを喜ばせ、次のFischer'sへとバトンをつないだ。

Fischer'sのステージが始まる前には、ンダホから観客へ「ペンライトの色はピンクと赤にしてほしい」とのお願いが。2色の光で彩られた場内で、彼らは卒業ソング「サヨナラまたな」をさわやかに歌い上げていく。曲の最後にはステージ後方の“青春”をイメージさせる青空の映像をバックに、ンダホとぺけたんが肩を組んではにかみファンの歓声を浴びた。シルクロードがラップを披露した「未完成人」では、メンバーそれぞれがタオルを振り回しながらステージを駆け巡ってファンと笑顔を交わす。パフォーマンスを終えて汗だくになったFischer'sは、息を切らしながら今後新曲を作ることを観客に表明した。

コブクロは最初にバラードナンバー「未来」を披露し、繊細なサウンドに乗せてじっくりと歌唱。MCでは黒田俊介のボケに小渕健太郎がツッコみ、漫才コンビのように息の合ったトークで観客を笑わせた。さらに小渕がYouTube上にアップされている「蕾」「桜」のMVの再生回数に触れ、ファンへ感謝を伝える場面や、「桜」は黒田のために作った曲だと語る真面目なひと幕も。そのまま「桜」の演奏へと移ると、2人はリリース当時へ思いを馳せるように温かみのあるハーモニーを響かせ、観客から大きな拍手を浴びた。2018年で結成20周年を迎えたことから人気曲を続けて届けたコブクロは、20周年記念ソング「晴々」をタイトル通り晴れやかな表情で演奏し、心地よいひとときを届ける。最後に彼らはFischer'sのンダホとぺけたんと一緒に「桜」をワンコーラス演奏するという、この日ならではのコラボも披露して出番を終えた。

トリを務めたのは、ダークトーンのジャケットやシャツに身を包み、シックな装いで登場したSixTONES。彼らは滝沢秀明プロデュースによるMVが話題を集めた「JAPONICA STYLE」を最初に披露し、キレのあるダンスで観衆を圧倒する。サビで銀テープが勢いよく発射されると会場は爆発的な盛り上がりに。続く「IN THE STORM」でステージ上を縦横無尽に動き回り、激しく妖美にステップを踏んだSixTONESは、そのままメドレー形式で「Amazing!!!!!!」を披露。田中樹の華麗なラップソロや、松村北斗が前方にせり出したステージの端から端までジャンプする驚異的な跳躍力を見せ、会場はファンの悲鳴にも似た歓声が響き渡った。MCでジェシーは、このイベントの模様がYouTubeで全世界に配信されていることを受けて、海外のファンに英語でメッセージを送る。6人は最後に会場に集まったファンに向けて「ズドン!」というグループ恒例の挨拶をし、オーディエンスを大いに沸かせて「YouTube FanFest Music」の幕を下ろした。

「YouTube FanFest Music」2018年12月11日 幕張メッセイベントホール セットリスト

TWICE

01. Candy Pop
02. BDZ

水曜日のカンパネラ

01. かぐや姫
02. 南方熊楠
03. 桃太郎Remix
04. 一休さん

スカイピース

01. 荒野行動あるある
02. スタートダッシュ
03. オタパリダンシン

Fischer's

01. サヨナラまたな
02. 未完成人

コブクロ

01. 未来
02. 桜
03. 晴々

SixTONES

01. JAPONICA STYLE
02. IN THE STORM
03. Amazing!!!!!!

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