Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play
Download on the App Store ANDROID APP ON Google Play

【公演中止】舞台『たけしの挑戦状 ビヨンド』 ニッポン放送開局65周年記念公演

20/4/6(月)

「上田誠の描くゲームもの作品にハズレなし」 前のめりにそう書いた私の頭には、バーチャファイターブームのなか、ゲームセンターに集う人々を描いた2015年の『TOKYOHEAD〜トウキョウヘッド〜』が浮かんでいる。そういえば、もう少しさかのぼってヨーロッパ企画の本公演『ロードランナーズ・ハイ』も確か、ゲームをやりたくてしかたない学生たちの話だった。もうひとつ、関係ありそうでなさそうな記憶も浮かぶ。上田が『来てけつかるべき新世界』で岸田國士戯曲賞を受賞したとき、祝辞を述べるために登壇したのがハイバイの岩井秀人だったのだけれど、彼が涙ながらに話したのが、「少年時代、上田が雑誌に乗っていたゲームのプログラムをノートに手書きで写していた」というエピソードだった。そんなバラバラの印象を重ね合わせて、多少強引だけれど、「上田誠の描くゲームもの作品にハズレなし」と言ってしまいたい。 とはいえ、今度は一筋縄で行くはずもない。相手はなんといっても世紀のクソゲー『たけしの挑戦状』。飛行機爆発による突然のゲームオーバー。1時間操作せずに放置することでようやく進めるという仕組み(ちなみに、舞台のティザーサイトにも早速この仕組みが取り入れられていた)。それを、舞台で……? いったいどんなものになるのか、想像もつかない。主人公は西野亮廣。ますますどうなるかわからない。 予想のつくものが面白いのか? それはまさに『たけしの挑戦状』が問うてきたことだ。上田はその挑戦状に立ち向かう。彼が培ってきたユーモアで。観客は、クソゲー覚悟で観るだけだ。

新着エッセイ

新着クリエイター人生

水先案内

アプリで読む