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佐野岳「超・少年探偵団NEO」でカットかからず「高杉真宙とたくさん泳いだ」

ナタリー

19/10/18(金) 21:48

「超・少年探偵団NEO -Beginning-」舞台挨拶の様子。左から芦塚慎太郎、怪人二十面相、佐野岳。

京都国際映画祭2019の特別招待作品「超・少年探偵団NEO -Beginning-」の舞台挨拶が本日10月18日に京都・TOHOシネマズ 二条で行われ、キャストの佐野岳、監督の芦塚慎太郎、怪人二十面相が登壇した。

江戸川乱歩の小説「少年探偵団」シリーズを原案とする本作。明智小五郎の弟子・小林芳雄のひ孫である芳狼が、学園七不思議の怪事件に遭遇しながら自らの秘められた能力や宿命と向き合うさまが描かれる。佐野は芳狼の親友ワタリを演じた。

撮影中の印象的なエピソードを問われた佐野は「監督が全然カットをかけないんです。台本上の芝居が終わってもカットがかからないので、役者陣がアドリブでその場を成立させるという場面が何度かありました。ですが、監督は生の学園生活を切り取りたいという意図でそうされたんじゃないかなと思います」と推察。しかし「(アドリブを求められ)だいぶ泳がされましたね。(芳狼役の)高杉真宙とたくさん泳ぎました」と苦笑し、観客を笑わせる。佐野のコメントを受けて、芦塚は「エンドロールで観られる学食のシーンは台本にありませんでした。役を演じてはいますが、彼らの本当の関係性が出てきた場面だと思うので」と語った。

映画化にあたり、芦塚は幼少期に触れていた原作を読み直したそうで「けっこう無茶苦茶な物語ですから、映画でもその無茶苦茶なポイントを継承しようと意識していました」と語る。本作は2016年に企画が立ち上がり、2019年に完成したことから「キャストの板垣(瑞生)くんや前田(旺志郎)は撮影当時高校1年生でしたが、今はもう高校を卒業していますから、そう考えるとそれだけの時間が経過したんだなと思います」と述懐。佐野は「撮影が2年前ですから、今見るのが恥ずかしいです」と苦笑する。イベント中、静かに佇んでいた怪人二十面相は、MCにコメントを求められると、芦塚を介して「(撮影は)暑かった」と端的に振り返った。

「超・少年探偵団NEO -Beginning-」は、10月25日より東京・新宿バルト9、渋谷TOEIほか全国で順次公開。京都国際映画祭2019は10月20日まで京都市内で開催される。

(c)2019 PROJECT SBD-NEO

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