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山里亮太、尾崎世界観ら推薦 フラワーカンパニーズ鈴木圭介の自意識爆発エッセイ集『深夜ポンコツ』

リアルサウンド

20/5/18(月) 16:10

 代表曲「深夜高速」などで知られるフラワーカンパニーズのボーカル・鈴木圭介のエッセイ集『深夜ポンコツ』が、5月末に刊行される。本書は書き下ろしエッセイのほか、クリープハイプ・尾崎世界観など、豪華ゲストとの対談が収録されている。

関連:【写真】著者:鈴木圭介、近影

 フラワーカンパニーズの結成からメジャーデビューまでを綴った書き下ろしエッセイや、なで肩ゆえに革ジャンが似合わない苦悩など、笑えて泣けて時々ポンコツな傑作コラムが満載。

 クリープハイプ尾崎世界観との対談では、尾崎が音楽に挫折しかけた時にフラワーカンパニーズに出会ったというエピソードが。また、作家の角田光代とも対談。活動歴や年齢も近い角田と創作をめぐる話で盛り上がったという。その他、革ジャンが似合うロックスターに革ジャンの着こなし・心得を学ぶ革ジャン談義を収録(The Birthday・クハラカズユキ氏、怒髪天・増子直純氏、SA・TAISEI氏が登場)。

 さらに自問自答を繰り返す「ひとりインタビュー」、描き下ろしイラスト付き童話「月と太陽」、言葉とそれにまつわる記憶から著者の脳内を覗く「鈴木圭介脳内辞書」など付録も充実の内容となっている。

 5月末の発売に先駆け、ウェブメディア『cakes』にてエッセイ集収録のコラムが期間限定で先行公開されている。(https://cakes.mu/posts/29811)

■推薦コメント

なんだか全力で生きたくなった、生きててよかったって言える日を僕も探したくなった。――山里亮太氏(お笑い芸人)

ライブにも行きたくないぐらいに絶望していたあの頃、どうしてもフラカンを生で見たくて、なけなしのお金でチケットを取った。(対談より) ――尾崎世界観氏(ミュージシャン)

暗さが明るさに、汚さが美しさになるような。この世界はなんと生きるに値するものなか説得されてしまう。(対談より)――角田光代氏(小説家)

■著者:鈴木圭介(すずき・けいすけ)
ロックバンド、フラワーカンパニーズのボーカル。1969年4月30日札幌生まれ、名古屋育ち。1989年、フラワーカンパニーズを結成。全国を機材車で駆け巡り、年間100本近いライブ活動を展開。楽曲「深夜高速」が多数のミュージシャンにカヴァーされ話題に。著書に『三十代の爆走』、『イッツオンリーロッキュンロール―鈴木圭介全歌詞集』、フラワーカンパニーズ『消えぞこない ~メンバーチェンジなし! 活動休止なし! ヒット曲なし!のバンドが結成26年で日本武道館ワンマンライブにたどりつく話~』がある。

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