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松岡茉優“ネガティブ思考”からの卒業宣言、初主演アニメで気付いた大切な存在とは

ナタリー

19/3/29(金) 19:32

左から「バースデー・ワンダーランド」ティザービジュアル(アカネver.)、松岡茉優。

原恵一の最新作「バースデー・ワンダーランド」より、主人公アカネに声を当てた松岡茉優のコメントが到着した。

柏葉幸子の小説「地下室からのふしぎな旅」をアニメ化した本作は、誕生日に突如現れた大錬金術師とその弟子によって異世界に連れて行かれた少女の冒険を描くファンタジー。「勝手にふるえてろ」「万引き家族」などで知られる松岡が、アニメーション映画で初主演を務めた。

「プライベートは常に後ろ向き」と“ネガティブ思考”を公言している松岡は、自身の性格を「あまりポジティブに考えられる性格ではないんです。プライベートのことは常にずっと後ろを向いて歩いていて、後ろを向き過ぎて一周回って帰ってくるぐらい。友達とちょっと険悪な空気になったら2、3カ月会えなくなっちゃうし、次に会ったときどのような顔をしたらいいか分からなくなってしまいます」と改めて打ち明ける。

本作で演じたアカネも、松岡と同じように自分に自信が持てない少しネガティブな女の子。彼女は、半ば強制的に“幸せな色に満ちたワンダーランド”の救世主にされてしまう。松岡は、ある“大きな決断”を下すアカネを演じたことで、「ネガティブ思考から卒業したい」と心境に変化があったという。「ネガティブになってしまったときは、両親をはじめ、私の作品を楽しみにして応援してくれている人がいることを思いがんばるようにしています」と語る。さらに作品が「どんな人に届くのかな?」と考えながら演じたことを明かし「自分の中の小さく見えて分厚い壁を一緒に乗り越えられる作品になったらいいなと思いアカネに声を吹き込みました」とコメント。

松岡はアカネと一緒に冒険に出る叔母・チィのキャラクターについて「アカネはチィと一緒に冒険することで、すごく成長できたんだと思います。チィはアカネと正反対。大人でポジティブでいろんなものを全身で受け入れる性格なので、2人はたまに衝突することもあるんです」と話す。「だけど、少し苦手だなと思う人だからこそ、自分が成長するには必要でしょうし、きっと皆さんの周りにもそういう人がいるんじゃないかと思います。私にとっては母がチィみたいな存在だったので、とても感謝しています」と続け、「アカネと一緒にワンダーランドのいろんな景色を見て、感動して、少しでも前向きになってほしい」と結んだ。

「バースデー・ワンダーランド」は4月26日より全国ロードショー。松岡のほか、杏、市村正親、麻生久美子、東山奈央、藤原啓治、矢島晶子が声のキャストに名を連ねている。

(c)柏葉幸子・講談社/2019「バースデー・ワンダーランド」製作委員会

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