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記憶に残る記録尽くめの明治安田生命Jリーグ、MVPはオルンガ!ベストイレブンはほぼ川崎F!!

ぴあ

20/12/23(水) 18:00

『2020Jリーグアウォーズ』ベストイレブン (c)J.LEAGEU

圧巻である。『2020Jリーグアウォーズ』ベストイレブンの話だ。あらゆる最多記録を更新し『明治安田生命J1リーグ』史上最速優勝を果たした川崎フロンターレから9人が選ばれたのだ。11分の9。もちろんこれも史上最多記録である。

(左より)三笘薫(川崎フロンターレ)、谷口彰悟(同)、鬼木達監督(同) (c)J.LEAGEU

納得である。最優秀選手賞にはオルンガが選出された。柏レイソルは『明治安田J1』7位に甘んじたが、自身は28ゴールをマーク。得点ランキング2位のエヴェラウド(鹿島アントラーズ)が18ゴールと言えば、いかにオルンガの数字が傑出しているかわかるだろう。オルンガのMVP獲得も異論はないだろう。

最優秀選手賞に選ばれたオルンガ(柏レイソル) (c)J.LEAGEU

『2020Jリーグアウォーズ』主な受賞者は以下の通り。

【最優秀選手賞】オルンガ(柏)
【ベストイレブン】GKチョン・ソンリョン(川崎F)2
DFジェジエウ(川崎F) / 谷口彰悟(川崎F)2 / 登里亨平(川崎F)/ 山根視来(川崎F) / MF家長昭博(川崎F)2 / 田中碧(川崎F) / 三笘薫(川崎F) / 守田英正(川崎F) / FWエヴェラウド(鹿島) / オルンガ(柏)
【得点王】オルンガ(柏)
【ベストヤングプレーヤー賞】瀬古歩夢(C大阪)
【フェアプレー個人賞】山口蛍(神戸)
【フェアプレー賞(高円宮杯)】大分
【優勝監督賞(J1)】鬼木達(川崎F)3
【優勝監督賞(J2)】リカルド・ロドリゲス(徳島)
【優勝監督賞(J3)】吉田謙(秋田)
【優秀監督賞(J1)】宮本恒靖(G大阪)
【優秀監督賞(J2)】小林伸二(北九州)
【優秀監督賞(J3)】三浦文丈(相模原)
【最優秀主審賞】西村雄一11
【最優秀副審賞】武部陽介
【最優秀育成クラブ賞】東京V3
【最優秀ゴール賞】齊藤未月(湘南)
※チーム名の後の数字は受賞回数。数字のない選手は初受賞。

ゴールデンブーツを手にするオルンガ(柏レイソル) (c)J.LEAGEU

MVP、得点王、ベストイレブンの3冠を獲得したオルンガは『Jリーグアウォーズ』後に記者会見に登場。次のように喜びを語った。

「まずJリーグに感謝したい。2020年は素晴らしいシーズンとなった。多くのゴールを決めることができたのは柏レイソルの関係者のお陰。2018年夏に来日した時のレイソルは困難な状況にあり、数試合に出て3得点に終わった。すごくフラストレーションの溜まるシーズンだった。だが、次の2年間はフルシーズン戦うことができた。ピッチ内外で多くを学び、気候にも対応し、日本の文化も知り、チームメイトともいい関係を築き、私のサクセスストーリーにつながった」

ケニア人ストライカーは、ブラジル人指揮官との出会いを感謝する。

「ネルシーニョがレイソルに戻って来た2019年はいいシーズンを送ることができた。監督がこだわるのはヴィクトリア。練習試合でもリーグ戦でもカップ戦でもすべての試合で勝つためにハードワークを求める。彼は規律を重んじる。ピッチ内だけではなく、ピッチ外も見て判断している。それがチームの成功につながっている。彼のもとでサッカーをすることで、結果につながった」

印象に残るゴールには第7節・ベガルタ仙台戦でのハットトリックとなる73分のゴールと第20節・横浜FC戦の76分のゴールを挙げた。

「横浜FCとの2試合目のゴールは気に入っている。ファーストタッチで決まったゴール。仙台戦の3点目もいいゴール。一瞬簡単に見えるが、ボールをうまくコントロールして短い時間でシュートまで持って行くことができた。それが私のJリーグでの初めてのハットトリックとなった」

ベストイレブン受賞者もオンライン記者会見に次々登場。選手たちは異口同音に喜びと感謝の言葉を口にした。

「感謝し、すごく光栄に思う。ほかのGKもいいパフォーマンスしていた中でベストイレブンを取れてうれしく思う。監督からは『ポジションを前に取れ、トライしろ、チャレンジしろ』と求められ、それを実行できたのが自分の中で非常に大きい」(ソンリョン)

「本当に心から幸せな気持ちでいっぱい。神に感謝したい。努力の成果が見せられた。でもベストイレブンはチームメイトあってのこと。タイトルも取れてうれしいが、もうひとつタイトルが残っている。やるべきことをやって、もうひとつのタイトルを取りたい」(ジェジエウ)

2度目となるベストイレブンを受賞した谷口彰悟(川崎フロンターレ) (c)J.LEAGEU

「このような賞をいただき本当にうれしく思うし、1年間やり続けた結果。賞のためにプレーしているわけではないが、がんばりが報われた思いはある。なかなか出せないような数字を残せたと思うし、そこは誇っていい。選手、コーチングスタッフ全員が同じ方向を見てやり続けた結果。連勝が目に付くと思うが、一戦一戦一生懸命、総力戦で戦い、チャンスを得た選手が結果を残すといういいサイクルの中、全員で掴み取った優勝だと思う。ベストイレブンに9名選ばれるのはそう簡単ではない。他チームにフロンターレのサッカーがある程度認められ、評価された結果。そこはうれしいし、もっと強くなれるように、これからもやっていきたい」(谷口)

「同じステージで戦い抜いた仲間から評価されて非常にうれしく思う。チームとしては2年ぶり3度目の優勝、個人としては初めての受賞と非常に充実した素晴らしいシーズンとなった。再開前に鬼木監督に『こういうシーズンだから優勝しよう、結果を出して関わった人を笑顔にしよう』と言われてスタートした。シーズンを通して、川崎から笑顔を届けられてよかった。この賞に満足することなく、チームとして、個人として、来年ステップアップしていきたい」(登里)
※ケガのため、欠席。
「チームメイトに自分の能力以上のものを引き出してもらっての受賞だと思うので、感謝したい。フロンターレに入って、自分も『うまくやらないといけない』と悩んだこともあったが、『湘南時代のプレーを出せばいい』と開き直れたのが、いい結果が出た要因。優勝してベストイレブンも受賞できたが、自分が下手なことには変わりないので、謙虚にやっていきたい」(山根)

「優勝でき、このような個人的な賞も取れたことを本当にうれしく思う。いいシーズンを送ることができた。(ベストイレブンに)9人も選ばれることはめったにない。優秀選手も13人選ばれている。歴史的なことに自分も名前を連ねることができてうれしい」(家長)

「Jリーグでプレーしている選手・監督から評価してもらったのは非常にうれしいし、1年間がんばってきてよかった。今まで2ボランチの一角しかやっていない中、4-3-3のアンカーやインサイドハーフをやらせてもらい大局的にサッカーを見られた。(中村)憲剛さんの素晴らしさを吸収して成長していきたい。憲剛さんは憧れの存在だが、超えていかないといけないと思っている。もっと圧倒的な選手にならないといけない」(田中)

ルーキーながらベストイレブンに選出された三笘薫(川崎フロンターレ) (c)J.LEAGEU

「ベストイレブンに入れたのはすごく光栄。MVPは狙っていないし、チームのことを考えてプレーしていた。MVPはオルンガ選手がふさわしい。最初は途中出場が多く、自分の価値をアピールしないといけないと思っていた。結果にこだわってやり、最後の方はスタメンも増えてきた。最後少しは形になったかなと」(三笘)

「1年目は先輩に助けてもらっての優勝、今季は副キャプテンの役割を担いながらの優勝だったのでうれしい。前半戦、スタートから出る試合は少なかったが、準備はしっかりしていた。その準備を後半戦の結果につなげることができてよかった」(守田)

「まず喜びと感謝の気持ちでいっぱい。今季は難しかった。コロナの影響もあり、日本のサッカーに慣れるのに時間かかったが、慣れてからは結果を出せるようになりよかった。ただ自分としてはチームとしての賞がほしい。来季、チームで賞が取れるようにしたい」(エヴェラウド)

取材・文:碧山緒里摩(ぴあ)

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