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乃木坂46 堀未央奈と北野日奈子が守ってきた2期生としての誇り お互いを支え合う“堀北コンビ”の絆

リアルサウンド

19/12/15(日) 6:00

 乃木坂46の旅番組『#乃木坂世界旅 今野さんほっといてよ!』(AbemaTV)が、12月14日、15日に放送される。前回の齋藤飛鳥と星野みなみのスペインに続く、堀未央奈と北野日奈子によるニューカレドニアの旅だ。12月8日の先行放送では、堀が「諦めちゃだめだよね、私たち」と涙を堪え、本音を吐露する場面もあった。

(関連:乃木坂46 北野日奈子が語る、活動休止と1st写真集で芽生えた良い変化「“新しい自分”を認められた」

 堀と北野は2期生で23歳の同い年。ファンからは“堀北コンビ”と呼ばれる仲良しペアだ。堀は7thシングル曲「バレッタ」で2期生から一人センターに抜擢され、北野は8thシングル曲「気づいたら片想い」で選抜入り。先立って先輩の輪の中に飛び込んでいった2人は、ライバルでもありながら2期生を引っ張っていく同志として固い絆が生まれていく。

 『真夏の全国ツアー 2015』のオープニングで流れた堀と北野を軸としたドキュメンタリー映像では、センターのプレッシャーに苦悩する堀が髪を切り素の自分に生まれ変わる様子、12thシングル曲「太陽ノック」で選抜メンバーとなった新内眞衣と入れ替わるように堀がアンダーメンバーとして活動し、堀の中には悔しさが、対して北野にはアンダーとしてのプライドが存在していたことが明かされている。

 堀が単独センターを務めたアンダー曲「別れ際、もっと好きになる」、中元日芽香と一緒にWセンターとなった「嫉妬の権利」と、どちらの楽曲も堀の隣のポジションは北野だった。1期生のみで構成された13thシングル曲「今、話したい誰かがいる」を経て、14thシングル曲「ハルジオンが咲く頃」からは堀が選抜に復帰。やがて、掘はフロントの常連メンバーとなるわけだが、2人でアンダーとして活動した2作は掘と北野にとってかけがえのない期間となった。

 2人の仲の良さと信頼しあう絆は、今も熱い。昨年11月に『のぎおび』で堀、北野と配信が続く際には、「未央奈は乃木坂の2期生として、色んなものと戦いながら道を切り開いてくれたメンバー」と語り、「そのあとに続く私は、何が出来るだろうなぁと思った時に……未央奈に来る風から守り続けたいと思います。何があろうと絶対に未央奈も、2期生のことも守っていきたい」と誓っていた(参考:https://realsound.jp/tech/2018/11/post-279219.html)。

 7年間支え合い、2期生を牽引してきた堀と北野。「未央奈はちゃんと向き合ってるのよ、やっぱり。この環境はありがたいし、幸せだと思うし、みんなのこと大好きだから、別にいいんだけど、悔しいよね」(北野)、「そういうのって順番かもしれないけど、すごいもどかしい。諦めちゃだめだよね、私たち」(堀)と語る『乃木坂世界旅』での映像を観て、思い浮かべたのは時に“不遇”と称される2期生の立場だ。

 グループの地盤が築かれていなかった頃に加入した2期生は、唯一、研究生という制度を経験し、3期生、4期生が通っていった単独コンサートも開催していない。2期生全員が集結した12月4日の『乃木坂46のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)でも、自然と話題は2017年に明治神宮野球場で開催された『真夏の全国ツアー』に。各期生が順に歌唱ブロックを繋いでいくライブであり、一度も揃うことのなかった2期が、初めて全員でステージに立った瞬間。『ANN』では、「最初から全員で」という2期生単独コンサートに向けた話も飛び出した。

 苦節7年。決して諦めることなく堀と北野が守り通してきた2期生が報われる日はきっと近い。(渡辺彰浩)

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