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俳優、演劇とは何か?短歌を通して探求する劇団黒テント「ぼっかぶり」開幕

ナタリー

20/1/24(金) 7:20

劇団黒テント 第78回公演「ぼっかぶり」より。(撮影:姫田蘭)

劇団黒テント「ぼっかぶり」が1月22日に東京・「劇」小劇場で幕を開けた。

これは山形裕子の歌集「ぼっかぶり」をもとに、服部吉次が台本・演出を手がける作品。太平洋戦争開戦後、親戚の家に疎開した裕福な家柄の裕子と妹は、「ぼっかぶり(ゴキブリ)みたいな奴ちゃお前らは」と言われ、墓に供えられた供物を食べる。そこで唯一親切にしてくれたのは、兵隊を目指す三ちゃんで……。

開幕に際し、出演者の片岡哲也は「何しろ出演者の年齢が高い(40歳から75歳)ので、全員そろって初日を迎えられることが大変な劇団になってきました。そんな中、無事に初日を迎え、老体にむち打って、演技、音楽、擬闘、そして23回の転換……。“演劇とは”“俳優とは”を短歌の世界を使い、純粋にハードに探求するちょっと不思議な作品になっています。評判も悪くないです」とコメントした。

出演者には片岡のほか、小篠一成、服部吉次、内沢雅彦、愛川敏幸、宮崎恵治、平田三奈子、久保恒雄、本木幸世、山本健治が出演している。公演は1月26日まで。

劇団黒テント 第78回公演「ぼっかぶり」

2020年1月22日(水)~26日(日)
東京都 「劇」小劇場

台本・演出:服部吉次(山形裕子歌集「ぼっかぶり」より)
演出:服部吉次
出演:小篠一成、服部吉次、内沢雅彦、愛川敏幸、宮崎恵治、平田三奈子、片岡哲也、久保恒雄、本木幸世、山本健治

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