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LiLiCoのこの映画、埋もらせちゃダメ!

『ファースト・マン』はできるだけ大きなスクリーンで観て!

月2回連載

第16回

『ファースト・マン』

あの宇宙開発競争とは何だったのかを振り返ることに

今回紹介するのは、現在公開中の『ファースト・マン』です。前回の『七つの会議』に引き続き、このコーナーでは異例の超大作ですが、いまひとつこの作品の良さが伝わりきってないな、と感じたので敢えて!

大ヒット作『ラ・ラ・ランド』の監督デイミアン・チャゼルと主演ライアン・ゴズリングのコンビ再び……なんですが、あの作品の雰囲気を期待されると全く違う。人類で初めて月面着陸に成功したアメリカの宇宙飛行士ニール・アームストロングの伝記です。

『ファースト・マン』

アポロ計画の当時、冷戦下のアメリカとソ連は宇宙開発競争が激化していました。宇宙開発においてはソ連が一歩先をいっており、アメリカは意地でも追い抜きたい一心で、NASAは無理をしていたんですね。すると、何が起こるか。訓練中の事故で犠牲者が続出したんです。同僚たちが次々命を落としていくなか、ニール・アームストロングは宇宙計画の意義や自分の仕事への葛藤に悩まされていきます。

『ファースト・マン』

訓練中の映像は、自分が訓練機や戦闘機、ロケットに乗っているかのような臨場感で、映像は揺れまくります。実は、以前NASAで360度回転するシミュレーターに乗せてもらったことがあるので分かるんですが、この映像体験はまさにそのときと同じ。なるべく大きなスクリーンで観ることをお薦めします。

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