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「2020 MAMA」でBTSが“7人”のステージ披露、最新技術用いた演出でTWICEやJO1らもパフォーマンス

ナタリー

20/12/7(月) 15:47

「2020 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS (MAMA)」のステージでパフォーマンスを披露するBTS。(c)CJ ENM Co., Ltd, All Rights Reserved.

昨日12月6日に韓国で音楽授賞式「2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)」が開催された。

「MAMA」はCJ ENMが主催するアジア最大級の音楽授賞式。例年アジアのさまざまな地域で行われており、昨年は愛知・ナゴヤドームで開催された。今年は韓国にて無観客で行われ、日本ではCS放送のMnet、動画配信サービスのMnet Smartとauスマートパスプレミアムで生中継された。

授賞式はテミン(SHINee)のパフォーマンスでスタート。「Criminal」「Heaven」「IDEA」をパフォーマーを従えて披露し、キレのあるダンスと美声でオープニングを飾った。続くJessiとHwa Sa(MAMAMOO)のコラボステージでは、まずJessiが「NUNU NANA」をパワフルに歌唱し、Hwa Saは「Maria」をセクシーなダンスを踊りながら熱唱。2人はステージで合流するとRain「GANG」をパフォーマンスし、華やかなステージを繰り広げた。

男性新人賞はTREASURE、女性新人賞はWeeeklyが獲得。TREASUREのMASHIHOは「受賞を光栄に思っています。これからもっと成長していくので見守っていてください。日本にも行くので応援していてくださいね」と日本語で挨拶した。続いてステージを披露したのは11月30日にデビューしたばかりのENHYPEN。フィギュアスケーターとして活躍していたソンフンは「Into the I-LAND」のピアノバージョンが流れる中で得意のスケートを披露し、冒頭から視聴者の驚かせる。最年長メンバーのHEESEUNGのソロのダンスを経て始まったデビュー曲「Given-Taken」を7人で真剣な眼差しで歌い、ダンスブレイクではNI-KIを中心に息の合ったダンスで魅せた。

男性グループベストダンスパフォーマンス賞はBTS「Dynamite」、ソロベストダンスパフォーマンス賞はHwa Sa「Maria」が受賞。女性グループベストダンスパフォーマンス賞にはBLACKPINK「How You Like That」が輝いた。事務所の先輩後輩であるMONSTA XとCRAVITYのコラボステージではCRAVITYが「BREAK ALL THE RULES」、そしてMONSTA Xのカバー「DRAMARAMA」「Shoot Out」を披露。MONSTA Xは「BEASTMODE」「Love Killa」を歌い、迫力満点のパフォーマンスを展開した。

ベストバンドパフォーマンス賞はDAY6「Zombie」が獲得。グループベストボーカルパフォーマンス賞はMAMAMOO「HIP」、ソロベストダンスパフォーマンス賞はHwa Sa「Maria」が受賞した。OH MY GIRLと(G)I-DLEのコラボステージではmiss A「Bad Girl Good Girl」を2組でカバー。THE BOYZ、ATEEZ、Stray Kidsの3組は豪華な演出の中でそれぞれの楽曲を披露したあと、THE BOYZのジュヨン、Stray Kidsのヒョンジン、ATEEZのサンが王冠を取り合うようなパフォーマンスを繰り広げた。今年のアルバム賞の発表時には、BTSと縁が深いアメリカの深夜トークショー「The Late Late Show with James Corden」の司会ジェームズ・コーデンがプレゼンターとして映像出演しBTSに受賞を伝えた。トロフィーを手に取ったBTSは休養中のSUGAに電話をつなぎ、SUGAも受賞の喜びを語った。

第2部は「MAMA」初出演のJO1が「無限大(INFINITY)」「Shine A Light」の2曲をAR空間でパフォーマンスして幕開け。BEST NEW ASIAN ARTISTを獲得したことについてJO1の川尻蓮は「今年たくさんの奇跡が起きてJO1としてデビューできて、賞をいただけて本当に夢みたいです」、川西拓実は「愛してくれるファンのJAM(JO1ファンの呼称)に本当に感謝しています。これからも夢を叶えるために努力して成長します」とコメントした。JO1のほか、日本からBEST NEW ASIAN ARTISTには藤井風、BEST ASIAN ARTISTにはOfficial髭男dismが選ばれ、2組のコメントも授賞式内で紹介された。

ファン投票で決定されるWorldwide Fans' Choiceの1位Worldwide Icon of the YearはBTSが獲得。男性新人賞を受賞したTREASUREはロボットアームがレーザー光線を放つ中で「BOY」「I LOVE YOU」「MMM」の3曲を披露し脚光を浴びた。Favorite Dance Performance Groupに選ばれたTOMORROW X TOGETHERは2020年のトレンドであるディスコを表現したステージでチョー・ヨンピル「Short Hai」、J.Y. Park「She was pretty」、BTS「Dynamite」をカバー。最新アルバム「minisode1 : Blue Hour」のタイトル曲「Blue Hour」は、ARで出現した観覧車をバックに披露した。Favorite Female Group賞に選出されたIZ*ONEはチョ・ユリ、カン・ヘウォン、チャン・ウォニョン、クォン・ウンビで「La Vie en Rose」、宮脇咲良、チェ・イェナ、矢吹奈子、アン・ユジンで「Violeta」、キム・チェウォン、キム・ミンジュ、イ・チェヨン、本田仁美で「FIESTA」と、4人ずつのユニットで楽曲をメドレー形式で披露。全員集結したあとは「Secret Story of the Swan」と、本日12月7日リリースの4thミニアルバム「One-reeler Act IV」よりタイトル曲の「Panorama」を初パフォーマンスした。

GOT7は机と椅子を使った演出が目を引く「NOT BY THE MOON」と、12月10日発売の新作「BREATH OF LOVE : LAST PIECE」のタイトル曲「LAST PIECE」のステージで視聴者を魅了。エスニックな雰囲気の衣装に身を包んだMAMAMOOはド派手に飾られた玉座に座っての登場で視聴者の度肝を抜く。そして「AYA」「Dingga」の2曲を“Agrabah ver.”と題したスペシャルなアレンジで大勢のダンサーを従えて披露し、鮮烈な印象を残した。SEVENTEENはカジュアルな衣装でヒップホップ要素の強い「Left & Right」をパワフルに披露したかと思えば、続く「HOME;RUN」ではレトロなスーツに身を包み、SEVENTEENにとっては異色なスイングジャズジャンルの楽曲を軽快に歌い上げてみせた。

複数グループからなるNCTのステージのトップバッター・NCT Uは「From Home」で歌唱力の高さを見せつける。続くWayVは雨の演出の中で水しぶきを上げながら「Turn Back Time」をエネルギッシュにパフォーマンス。NCT DREAMは「Ridin'」、NCT 127は「Kick It(英雄)」と個性あふれるナンバーをそれぞれ披露した。最後は総勢23名のNCT 2020メンバーがステージに集結。最新曲「RESONANCE」でステージを締めくくった。TWICEはエレクトリックでボタニカルな世界観の中で「MORE & MORE」を披露。ニュートロな「I CAN'T STOP ME」をパワフルに歌い上げたあとは、モノトーンの衣装に着替えて未発表曲「CRY FOR ME」をセクシーなダンスを添えてパフォーマンスし、ステージを締めくくった。

今年デビュー20周年を迎えたBoAはInspired achievement賞を獲得。彼女へのリスペクトを込め、aespaのWINTERが「ID; Peace B」、(G)I-DLEが「Listen To My Heart」、OH MY GIRLのユアが「Tree」、IZ*ONEのウンビ、イェナ、チェヨン、チェウォンが「Atlantis Princess」をカバーしたあと、BoA本人が登場し「No.1」「Only One」「Better」の3曲を披露した。「Only One」のパフォーマンスにはスペシャルゲストとしてテミンも登場し、豪華なコラボレーションで話題を呼んだ。

ラストを飾ったBTSの「ON」のパフォーマンスはソウルワールドカップ競技場から届けられた。大所帯のマーチングバンドと共に「ON」スペシャルなステージを繰り広げたあとは、華やかなAR演出の中でヒット曲「Dynamite」を披露。「ある日世界が止まったんだ」という歌詞で始まる、コロナ禍に誕生した楽曲「Life Goes On」では、白く染め上げられた“止まった世界”の中で6人が温かな歌声を届ける。2番が始まると休養中のSUGAがボリューメトリック技術を使いステージに登場。“動き出した街”の中で歌う7人の姿にSNSはARMY(BTSファンの呼称)たちの歓喜の声であふれた。BTSは最後の受賞パートで今年の歌手賞を受賞。今年の歌手賞、今年の歌賞、今年のアルバム賞、Worldwide Icon of the Yearといった全部門の大賞を総なめにし、2020年最高の活躍をしたアーティストであることを改めて印象付けた。 BTSは「MAMAはデビュー当時、唯一招待されなかった授賞式だった。とても来たくて憧れていた授賞式だったが、このように大きな賞も連続して受賞でき、感慨無量です」「ときには『Dynamite』のように爆発的に、ときには『Life Goes On』のギターメロディーのように淡々と音楽を作って公演をしたい。あまりにも多くの愛をくださり、身に余るほど感謝しています」と受賞の感想を述べた。

なお「2020 MAMA」の模様は1月29日(金)21:30よりMnet、Mnet Smartで日本語字幕を付けて放送される予定。

2020 MAMA(Mnet ASIAN MUSIC AWARDS)

今年の歌手賞

BTS

今年の歌賞

BTS「Dynamite」

今年のアルバム賞

BTS「MAP OF THE SOUL : 7」

Worldwide Icon of the Year

BTS

Worldwide Fans' Choice

・ATEEZ
・BLACKPINK
・BTS
・GOT7
・MAMAMOO
・NCT
・SEVENTEEN
・TOMORROW X TOGETHER
・TREASURE
・TWICE

男性新人賞

TREASURE

女性新人賞

Weeekly

男性グループ賞

BTS

女性グループ賞

BLACKPINK

男性歌手賞

BAEKHYUN

女性歌手賞

IU

ソロベストダンスパフォーマンス賞

Hwa Sa「Maria」

男性グループベストダンスパフォーマンス賞

BTS「Dynamite」

女性グループベストダンスパフォーマンス賞

BLACKPINK「How You Like That」

ソロベストボーカルパフォーマンス賞

IU「Blueming」

グループベストボーカルパフォーマンス賞

MAMAMOO「HIP」

ベストバンドパフォーマンス賞

DAY6「Zombie」

ベスト・ヒップホップ・アンド・アーバン・ミュージック賞

ZICO「Any song」

ベストコラボレーション賞

IU「eight (Prod. & Feat. SUGA of BTS)」

OST賞

Gaho「Start」(梨泰院クラス)

Inspired achievement賞

BoA

The most popular Artist賞

TWICE

Global Favorite Performer賞

SEVENTEEN

Favorite Dance Performance Male Solo賞

テミン

Favorite Dance Performance Female Solo賞

Jessi

Favorite Dance Performance Group

TOMORROW X TOGETHER

Favorite Male Group賞

NCT

Favorite Female Group賞

IZ*ONE

Favorite Asian Artist賞

WayV

Best Stage賞

MONSTA X

Notable achievement Artist

SEVENTEEN

Best of Next賞

CRAVITY

Discovery of the Year賞

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