「いのちの停車場」より、松坂桃李と広瀬すずを捉えた新たな場面写真2点が公開された。

「いのちの停車場」は在宅医療に携わる医者や看護師、患者と家族の姿を描くヒューマンドラマ。東京の救命救急医だったが、ある事件をきっかけに故郷・金沢の「まほろば診療所」で働くことになる主人公・白石咲和子役で吉永小百合が主演を務めた。

松坂は咲和子を慕って東京から金沢へやってきた医大卒業生・野呂聖二、広瀬はまほろば診療所の訪問看護師・星野麻世を演じている。松坂は広瀬の印象を「あの世代でトップを走っていて才能溢れている。抜群のセンスと感性をお持ちなんだなと感心しきりというか。あの年齢で、あれだけの先輩・監督・作品と向き合っていけるのは、本当にすごいことだなと日々感心していました」と語る。

一方、広瀬は松坂との共演を「まっすぐな方という印象でした。野呂っちの一瞬で感情が高ぶるシーンの本番前の松坂さんの集中力が凄くて、近くで見ていて感動しました。言葉での説明が難しい監督の具体的なイメージを汲み取るのがすごいと感じました」と振り返った。なお監督の成島出は、松坂と広瀬に「まほろばの“太陽”のような存在でいてほしい」と声を掛けていたという。

「いのちの停車場」は全国で公開中。

(c)2021「いのちの停車場」製作委員会