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どのように海外文化に「適応」し、自文化を「保持」し「融合」させるのか? 展示「わたしたちはみえている - 日本に暮らす海外ルーツの人びと -」開催

ぴあ

「わたしたちはみえている - 日本に暮らす海外ルーツの人びと -」

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多文化社会をテーマにした多国籍美術展「わたしたちはみえている - 日本に暮らす海外ルーツの人びと -」が12月11日(土)より、北千住BUoYと仲町の家で開催される。

東京都足立区を拠点に、音をテーマにしたアートプロジェクトを展開する「アートアクセスあだち 音まち千住の縁」。本展示は、そのプログラムの1つ「イミグレーション・ミュージアム・東京」が約10年間の活動の集大成として企画するものだ。

展覧会では、IMM 東京が掲げる「適応」「保持」「融合」というキーワードを、ホスト&ゲストアーティストたちによる「作品展」、海外ルーツを持つ表現者たちによる「公募展」、多文化社会に取り組む団体の「活動紹介展」という3つのアプローチで紐解く。母国を離れ日本の地で暮らす彼 / 彼女らは、日々の生活の中でどのように他国の文化に「適応」し、その中で自らの文化を「保持」し、さらには「融合」しているのだろうか。

ディレクター・岩井成昭(美術家、イミグレーション・ミュージアム・東京主宰)によるステイトメントは以下の通り。

東京で開催されたオリンピック・パラリンピック終了後も、COVID-19に行動を限定される生活が続いています。同様に、国内に280万人以上存在する在留外国人の生活にも、私たち以上に大きな負荷がかかっています。オリンピックは彼ら / 彼女らの生活に想いを馳せる機会にはなりませんでした。

しかし、私たちが彼らを想うイマジネーションが失われたわけではありません。この時代にこそ彼らに関心を向けること、そして彼らからの発信を紹介することが、イミグレーション・ミュージアム・東京(IMM東京)にできることだと思います。

IMM東京は昨年2020年に活動10周年を迎え「美術館・わたしたちはみえている ― 日本に暮らす海外ルーツの人びと」という展覧会を開催予定でしたが、結果的にオンライン公開になりました。本展は昨年度の内容に追考と編集を進めた、満を持しての実地開催での展覧会となります。

■展示情報
「わたしたちはみえている - 日本に暮らす海外ルーツの人びと -」 12月11日(土)~26日(日)13時~19時

場所:北千住 BUoY、仲町の家
※北千住 BUoY:火曜休 / 仲町の家:火~木曜休

入場料:無料
特設サイト:https://immigration-museum-tokyo.com/

※会場が混雑した場合、入場制限をする可能性がございます。展覧会の最新情報は特設サイトをご覧ください。
※会期中は関連イベントも開催予定です。イベント詳細は特設サイトにて随時発表いたします。
※新型コロナウイルス感染症の状況等により、プログラム内容は変更になる場合がございます。

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