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待望の「キュッヒル・カルテット」公演開催! サントリーホール チェンバーミュージック・ガーデン2021

ぴあ

キュッヒル・カルテット ©Winnie Küchl, Wolf-Dieter Grabner

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3年ぶりに「チェンバーミュージック・ガーデン(CMG)」に登場する「キュッヒル・クァルテット」公演の開催が確定した(6月24、25、26日:サントリーホール・ブルーローズ)。当初6月22日(火)に予定されていた公演は、新型コロナウィルス感染症に係る入国制限措置によって6月25日(金)に延期され、6月24、25、26日の3日間連続公演となる。この公演実現によって「室内楽の庭」たるCMGにひときわ大きな花が添えられる。

これまでに、ベートーヴェン・サイクル(2014)や、シューベルト(2016)、ブラームス(2018)の室内楽をまとめて取り上げ、ウィーンを拠点として長年活動を続けてきた「キュッヒル・クァルテット」の今回のプログラムは、“弦楽四重奏の父”ハイドン。残された約70曲の「弦楽四重奏曲」の中から厳選された今回の9曲は、まさに聴き応え充分。有名なメロディーから隠れた名作までの盛りだくさんのラインナップは、ハイドンの魅力を知り尽くした同楽団ならではのセレクトだ。

新メンバー、シュテファン・ガルトマイヤー(チェロ)を正式に迎えた初めての日本公演に期待したい。

●CMG詳細
https://www.suntory.co.jp/suntoryhall/feature/chamber2021/

●キュッヒル・クァルテット

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の弦楽セクションの精鋭により結成。楽友協会で唯一、150年以上の歴史をもつ弦楽四重奏の定期演奏会を担当するため「ムジークフェライン・クァルテット」という伝統を継承する称号もあるが、現在はウィーンでも「キュッヒル・クァルテット」の名前で活動している。ウィーン芸術週間、ザルツブルク音楽祭、モーツァルト週間、オシアッハ、パッサウ、ボローニャ、モントルー、フランドル国際音楽祭に参加するなど幅広く活動。録音も多数。2012年に第2ヴァイオリンが交代、20年にチェロ奏者が交代し、さらなる円熟の境地に至っている。

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