カンテレ・フジテレビ系にて毎週火曜21時より放送中の吉岡里帆主演ドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』。8月28日放送の第7話について、レギュラー出演している川栄李奈が見どころを語った。

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　本作は、吉岡里帆が演じる新人ケースワーカー・義経えみるの成長を描いたヒューマンドラマ。安定を求めて公務員になったものの、生活保護受給者と向き合う激務必至の“生活課”に配属されたえみるは、受給者たちの壮絶な人生に直面し、目の前で困っている誰かのために、汗をかきながら自立への手助けをしていく。

　第7話は、頭脳明晰だが相手の感情を読むことが苦手な、川栄演じる、えみるの同期・栗橋に焦点が当たった物語。栗橋が頭を悩ませている利用者の中林（池田鉄洋）は、姉を1年前に亡くして以来、働く意欲が全くない。改善が見られない中林に対して、栗橋は生活保護廃止につながる内容を文章化した“指示書”を発行。翌日、“指示書”を持って役所を訪れた中林から偶然話を聞いたえみるは、栗橋に、中林が話したある悩みを告げる。それを聞いた栗橋は、一旦は落ち込むものの、すぐに立ち直り、中林のためにと、自らの信念に従い、ケースワーカーとしてのミッションを果たそうとする。しかし、肝心の中林とは、全く気持ちが通じ合っておらず、問題はさらに大きくなってしまう。

　栗橋を演じている川栄は、第7話について「栗橋のいろんな感情が見ていただけると思います。今までそんなに感情を出してこなかった分、怒ったり、泣いたり、笑ったり。すごくさらけ出せているのが7話なのです」とコメント。「ケースワーカーになって、時間が経って、中林さんと出会って、自分も成長していく。それはお芝居をしながら私自身も感じました」と撮影を振り返る。

　川栄は、特にドラマ後半で中林に言われるあるセリフにグッとくるものがあったようで、「自分で言うのも変ですけど、栗橋と中林さんの関係があのセリフで変わったことが、すごくわかるなと。お芝居をしながら、中林さんを演じる池田鉄洋さんからすごく伝わりました」と話した。（リアルサウンド編集部）