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厳冬期の槍ヶ岳が見せる“表裏一体”、杉木隆幸×山田百次「山の声」開幕

ナタリー

18/10/26(金) 13:17

オフィスコットーネプロデュース 大竹野正典没後10年記念公演 第1弾 第16回OMS戯曲賞大賞作品「山の声 ーある登山者の追想」より。

オフィスコットーネプロデュース 大竹野正典没後10年記念公演 第1弾 第16回OMS戯曲賞大賞作品「山の声 ーある登山者の追想」が、本日10月26日に東京・Space早稲田で開幕する。

本作は、2009年に不慮の事故により48歳でこの世を去った、くじら企画・大竹野正典の没後10年記念公演第1弾。オフィスコットーネのプロデューサー・綿貫凜が演出を担当し、杉木隆幸と山田百次という2名の出演者と共に、くじら企画のオリジナルバージョンで作品を立ち上げる。

山に取り憑かれた昭和の伝説的登山家・加藤と彼の岳友・吉田の、槍ヶ岳での厳冬期の遭難事故を描いた本作。開幕に際し綿貫は、「登山と演劇、生命力と儚さ、優しさと残酷さ、希望と絶望、ロマンと現実……様々な表裏一体が幾重にも重なる普遍的な物語です。『山の声』を上演するたびに感じる大竹野正典さんの息づかい、どうか皆さまにも感じて頂きたいと思います」と観客にメッセージを送っている。

上演時間は1時間40分。公演は10月28日まで。

綿貫凜コメント

2012年から、私は数々の大竹野作品を東京で上演してきました。
東京ではあまり馴染みがなかった大竹野さんもいまでは多くのファンがついてます。
どの戯曲も多彩で、人間が生きるエネルギーと儚さを感じます。そしてその中でもこの遺作となった「山の声」はすばらしい輝きがある特別な作品です。
登山と演劇、生命力と儚さ、優しさと残酷さ、希望と絶望、ロマンと現実……様々な表裏一体が幾重にも重なる普遍的な物語です。
「山の声」を上演するたびに感じる大竹野正典さんの息づかい、どうか皆さまにも感じて頂きたいと思います。

オフィスコットーネプロデュース 大竹野正典没後10年記念公演 第1弾 第16回OMS戯曲賞大賞作品「山の声 ーある登山者の追想」

2018年10月26日(金)~28日(日)
東京都 Space早稲田

作:大竹野正典
演出:綿貫凜
出演:杉木隆幸、山田百次

オフィスコットーネプロデュース 大竹野正典没後10年記念公演 第2弾「夜が掴む」

2019年2月2日(土)~12日(火)
東京都 シアター711

作:大竹野正典
演出:詩森ろば
プロデューサー:綿貫凜
出演:山田百次、有薗芳記、塩野谷正幸、杉木隆幸、町田マリー、柿丸美智恵、異儀田夏葉、西澤香夏

※夜が掴むの「掴」はてへんに國が正式表記。

オフィスコットーネプロデュース 大竹野正典没後10年記念公演 第3弾「埒もなく汚れなく」

2019年5月
東京、大阪

作・演出:瀬戸山美咲
出演:西尾友樹、占部房子 ほか

オフィスコットーネプロデュース 大竹野正典没後10年記念公演 第4弾

2019年8月

作・演出:松本哲也

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