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真風涼帆・潤花の宙組新トップコンビお披露目公演が開幕

ぴあ

Musical『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』

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4月10日(土)、宝塚歌劇団宙組によるMusical『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』が、東京・池袋の東京建物ブリリアホールで開幕する。

宙組トップスターに就任してまもなく3年半。円熟期を迎えた真風涼帆が、スーツにトレンチコート、ソフト帽の、これぞ宝塚の男役というスタイルで、表向きはオランダの外交官、実はイギリス諜報部のためにスパイを摘発するスパイキャッチャーの役に挑む。

相手役のバレエダンサーは、専科に異動し、次期花組トップ娘役就任が決まっている星風まどかの後を受け、新たに宙組トップ娘役の座に就いた潤花。これが新トップコンビのお披露目公演となる。

演出を手がける植田景子が書き下ろしたオリジナル・ミュージカル『Hotel Svizra House』は、第二次世界大戦下、中立国スイスのサン・モリッツにある高級ホテルを舞台に、戦火を逃れ、それぞれ事情を抱えて集まってきた、国籍も職業も様々な人たちが繰り広げるヒューマン・ドラマだ。

真風が演じるロベルト・フォン・アムスベルクは、オランダ貴族を父に、バレエ・リュスのダンサーを母に持つ、ロンドン駐在の外交官で、あるミッションのためにホテルを訪れ、ドイツ軍のパリ占領で失業したバレエダンサー、ニーナ・デュボワ(潤)と出会う。彼女は、ホテルで開かれるニジンスキー救済のためのチャリティ・バレエ公演に出演するという。そこへ、公演のスポンサーで、芸術家たちのパトロンでもあるオーストリアの若手実業家、ヘルマン・クラウスナー(芹香斗亜)が、ポーランド出身の美女アルマ(遥羽らら)を連れて現われた。

出演はほかに、振付家兼ダンサーのバシリエフに桜木みなと、バレエ公演を主催するロシアからの亡命貴族ミハイロフに寿つかさら。

作・演出の植田は、文化庁の新進芸術家海外研修制度でハンブルク・バレエ団に留学した経歴の持ち主で、これまでもその経験を生かした作品づくりをしている。今回も、植田ならではの美しい世界観が描かれるだろう。

東京公演は4月15日(木)まで。5月1日(土)から7日(金)までは、大阪の梅田芸術劇場メインホールで公演が行なわれる。

なお、5月5日(水・祝)には、各地の映画館でライブ中継が実施され、タカラヅカ・オン・デマンドでのライブ配信も決まっている。

文:原田順子

公演情報
宝塚歌劇宙組 Musical『Hotel Svizra House ホテル スヴィッツラ ハウス』
作・演出:植田景子
出演:真風涼帆 / 潤花 / 他

【東京公演】
2021年4月10日(土)~2021年4月15日(木)
会場:東京建物ブリリアホール

【大阪公演】
2021年5月1日(土)~2021年5月7日(金)
会場:梅田芸術劇場 メインホール

ライブ中継・ライブ配信情報
https://kageki.hankyu.co.jp/news/20210402_002.html

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