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現役女子高生が手がけた「受験ゾンビ」玉城ティナが異色の組み合わせをアピール

ナタリー

19/10/4(金) 16:40

ドラマ「受験ゾンビ」完成披露試写会の様子。左から伊藤佑里香、玉城ティナ、坂東龍汰、堀田真由。

ドラマ「受験ゾンビ」の完成披露試写会が本日10月4日に東京都内で行われ、キャストの玉城ティナ、坂東龍汰、堀田真由、監督を務めた伊藤佑里香が登壇した。

第6回「ドラマ甲子園」で大賞を獲得した企画を実写化した本作。山奥にある高校で次々にゾンビ化していく生徒たちを通して、高校生たちの悩みやコンプレックス、秘密を浮き彫りにしていく。玉城が優等生の野口あかり、坂東があかりに好意を持つ深瀬玄、堀田が人には言えない癖を持つ加藤瀬那を演じている。

現在18歳の高校生である伊藤は脚本も執筆。玉城は「ゾンビはフィクションだしあり得ない、と思う人はいるかもしれませんが、受験は多くの人が経験したことのあるもの。監督が受験の真っ只中で感じて生まれたものが脚本にたくさん入っています」と、「受験」と「ゾンビ」という異色の組み合わせをアピールする。

もともと自主映画を撮っていた伊藤は、高校2年の終盤に本作の脚本を書き始めた。「部活が終わる人もいて周りが受験モードに入り始める時期で、クラスの雰囲気も変わってきていました。そのときに感じるものがたくさんあったんです」と振り返り、「ゾンビものだけど、高校生の感情面にしっかりスポットを当てると面白くなるんじゃないかと思いました」と当時の心境を明かした。

ほかの現場と比べ、より密に監督とコミュニーケーションが取れたという坂東は「とても新鮮な気持ちで現場に臨めました。若いキャストの活気あふれるお芝居と勢いにぜひ注目してください」とコメント。堀田は「受験ゾンビ」というタイトルに着目し「このタイトルの意味は最後にわかります。なんで『受験』と『ゾンビ』が組み合わさったんだろう?と考えて楽しんでもらえたらと思います!」と続けた。

最後に伊藤は「それぞれが抱えている悩みや事情は少し特異だけど、根底にあるのは高校生らしい等身大のもの。観ている人が『この人物は自分だなー』と共感できて、心が救われる作品にしたかった。各々のキャラの気持ちをくみ取るような目で見てもらえたらうれしいです」と述べ、イベントを締めくくった。

ドラマ「受験ゾンビ」は、CS放送フジテレビTWO ドラマ・アニメ、フジテレビTWOsmartにて10月20日23時より放送。

受験ゾンビ

CS放送フジテレビTWO ドラマ・アニメ / フジテレビTWOsmart
2019年10月20日(日)23:00~24:00
※22:30~メイキング番組を編成

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