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心理テストで今のあなたがまる分かり! 映画パーソナリティ伊藤さとり

友人の子供の面倒を見ることになったアナタは?

毎月連載

第12回

【問題】
アナタは、友人の子供である4歳の男の子の面倒を見ることに。しっかりお喋りもでき、好奇心旺盛で何でも自分でやりたい自我が目覚めたお年頃の男の子と、ふたりでお散歩をすることになりましたが、アナタはどうやって散歩をしますか? 以下から1番自分に近い方法を選んで下さいね。



この心理テストで分かること。それはアナタの“名犬度チェック”です。
自我が目覚めた幼い子を成長させながら良いパートナーシップを築き上げる素質が果たしてあるのか? 犬に例えて回答しますよ! ちなみに、子育ての正解ではありませんのであしからず。

Aを選んだアナタは
ゴールデンレトリバー

盲導犬にも多い大型犬のゴールデンレトリバー。幼い子の目となり、さまざまなことに注意しながらケアする名犬。心配性なので、言葉ひとつ聞き逃さないように注意を払う気遣いの達人犬。

そんなアナタは心優しいワンちゃんなのですが、やや過保護なところがあるので自分の子となると愛情過多で鬱陶しく思われるかも。そうは言っても、その優しい愛情から、愛されワンコNo.1なのは間違いナシ!

そんなアナタには、身分違いの恋に苦しみながら未来を見出していくインド映画『あなたの名前を呼べたなら』で自分のことに目を向けて。

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Bを選んだアナタは
シェパード

警察犬、救助犬として活躍することが多い大型犬のシェパード。その使命感と危険察知能力は群を抜いています。

どちらかというとやや厳しい父親的な性格で、「俺の後についてこい! そうすれば安全だぞ」という教えの心を持っているワンコ。色んなことを教えてあげようという思いに溢れています。ただし、自分でやりたいお年頃の年長さんにはちょっと怪訝な顔をされそう。お出かけの子守を頼んで安心度No.1。

そんなアナタには“かわいい子には旅をさせろ”的な教訓もある冒険アニメ『ドラゴンクエスト ユア・ストーリー』で感動の涙を流しては?

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Cを選んだアナタは
ビーグル

狩猟犬としても知られ、スヌーピーのモデルでもあるビーグル。臭覚に優れているので美味しいものを察知するのも得意。お友達的なつき合いが上手な最高の相棒犬であるアナタは、子供目線で一緒に遊べる才能の持ち主さんです。

その子のお話を聞いて、どんなことに興味があるのか探しながら仲良くなる方法を見つけ出すところはさすが! あっという間にハートを掴み、子供たちの人気者になってしまうアイドルワンコ!

そんなアナタには、逆境の中、人のためになる才能を見出す実話『風をつかまえた少年』で、自分自身の才能に気づくきっかけに。

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Dを選んだアナタは
柴犬

日本を代表するワンコである世界的にファンを持つ柴犬。

責任感が強く、しっかり者なので、そばにいるだけで安心されるアナタは、子供の意思を尊重しつつ、しっかり導くという先生ワンコ。子供にとってもお散歩相手として最適なのは、自分が気になるものが道端にあった場合も、前を歩いているアナタなら立ち止まってくれると分かっているから。いつだって見てくれている真っ直ぐな瞳が魅力の真面目ワンコ。

そんなアナタには、頑張り過ぎた犬マックスが主人公の『ペット2』を観て、仲間に頼ることや笑いのセンスを磨いてみては?

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Eを選んだアナタは
チワワ

室内犬としてかわいがられている愛玩犬チワワ。ちょこちょこ歩く姿もかわいいながら、声の通り方はピカイチ。

言語に長けているので、いろんな危険を伝えてくれるアナタは、ちょこっとビビりさん。子供とのつき合い方は時間をかけて関係を築いていくタイプで、子供がどんなことに興味を持っているのかまずは観察。子供の意思を尊重してその子の行きたいところについていく、困ったときに頼れるワンコ。

そんなアナタには、優し過ぎる主人公の悲劇を描いた『ドッグマン』を観て、人に翻弄されない生き方を心がけるのがオススメ。

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伊藤さとりの今月のオススメ心理映画

人の心を癒す“犬”の存在。アニマルセラピーって知ってる? この夏公開の“犬”が登場する映画3本!

『ペット2』 (C)Universal Studios.

この夏、映画はドッグイヤー

今年は犬が活躍する映画がとっても多いのですよ。だって7月公開では飼い主がいないときのペットの奮闘を描いたヒット作の続編『ペット2』があり、8月公開では、心優しきドッグサロンのオーナーが巻き込まれていく悲劇を描くサスペンス『ドッグマン』、そして9月には、何度も転生して大好きな飼い主に再会する感動作の続編『僕のワンダフル・ジャーニー』が待ち構えているんですもん。しかもテイストが全く違うのに、どれもこれも犬が登場すると顔が緩んでしまうし、シーンによっては泣けてしまうんだから、まさに犬効果絶大!

ちなみに、“ペット”というと犬派と猫派に分かれがちですが、長い年月、人間の相棒として生きてきたのはダントツ犬。狩猟犬として人間の役に立ち、やがて、愛犬として共に暮らすようになった犬たちには、実は驚くべき能力があるんですよ。

犬は飼い主を選ばない

『ドッグマン』(C)2018 Archimede srl - Le Pacte sas

“犬は決して主人を裏切らない”そんな言葉をよく聞きます。それは『ドッグマン』を観ても分かるように、いかにも強そうな体つきの男に主人が襲われていれば、果敢に吠えまくり、『僕のワンダフル・ジャーニー』で描かれるように、自分の主人に“この子を見守ってほしい”と言われれば、その子を探す長い“犬生”を送る忠実さが犬の象徴だから。

それが例え人殺しの飼い主だろうが、犬にとっては愛すべきご主人様になるんだから、犬の甲斐甲斐しさは、身寄りのない少年に一生寄り添う人気アニメ『フランダースの犬』やら、ドラマやアニメにもなった賢いワンちゃん『名犬ラッシー』やら、帰ってこない飼い主を外で待ち続けた“忠犬ハチ公”の物語など、犬は率先して行動を起こすので、世界に名を残すことも猫より多くなるのは仕方がない。

恐るべし犬の治癒能力

『僕のワンダフル・ジャーニー』(C)2019 Storyteller Distribution Co., LLC, Walden Media, LLC and Alibaba Pictures Media, LLC.

さて、犬は“飼う”だけでなく、盲導犬や警察犬、救助犬など、いろんな役割を果たすのですが、中でもセラピードッグというお仕事があるのをご存知ですか?

人の心を癒すセラピーとして、馬や猫などと過ごすアニマルセラピーというものがあるんですが、中でも万人に効果的なのが、“ドッグセラピー”。犬は、愛情深く、忠誠心に溢れている生き物なので、人の心に寄り添う能力に長けているんですよ。

セラピストとしてトレーニングされた犬たちは、老人ホームや病院、児童施設、刑務所へ訪問したり、ときには被災地まで駆けつけて、寝たきりの人に添い寝をしたり、目を見て話を聞いて、温もりや眼差しで人を癒していくんです。

お犬様、恐るべし! こんなことを知ると、ペットというより、犬は人間のパートナーだと、考え直さなければなりませんわ。無償の愛を持った犬から学ぶべきこと多しですよ!

プロフィール

伊藤さとり(いとう・さとり)

邦画&洋画の記者会見や舞台挨拶を週5回は担当する映画MCであり、年間500本以上は映画を見る映画コメンテーター。TSUTAYA店内放送「WAVE-C3」で新作DVD紹介のDJ、ケーブルテレビ無料放送チャンネル×ぴあ映画生活×Youtube:動画番組(俳優と対談)「新・伊藤さとりと映画な仲間たち」、雑誌「シネマスクエア」コラムや、デイリースポーツでスターの魅力コラム連載、スターチャンネルで映画紹介他、TV、ラジオ、雑誌、WEBなどで映画紹介のレギュラーを持つ。心理カウンセリングも学んだことから映画で恋愛心理分析や心理テストも作成。

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