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Nulbarichが新曲「TOKYO」披露、BASI&Vaundyも駆けつけた初の配信ワンマン

ナタリー

20/12/23(水) 19:55

JQ(撮影:Victor Nomoto)

Nulbarichが昨日12月22日に初の無観客配信ライブ「Nulbarich Live Streaming 2020(null)」を開催した。

Nulbarichがワンマンライブを開催するのは、2019年12月の埼玉・さいたまスーパーアリーナ公演以来およそ1年ぶり。彼らは薄暗い照明の下、カーテンに囲まれたフロアで向かい合わせに立つと、ジャムセッションで静かに公演の幕を開けた。セッションを終えると、JQ(Vo)がマイクを手に取りライブ定番曲「On and On」を演奏。そのまま「Get Ready」「Zero Gravity」などソリッドなナンバーをパフォーマンスした。JQは無観客という慣れない状況に「ごきげんよう、これはどこを見ればいいんだ?」と戸惑いつつも、「ワンマンだとこういうコーナーを設けることもないので、スペシャルなセクションを用意して、ありそうでなかったNulbarichをお届けしたいと思います」と宣言。ドラムをほかのメンバーと交代し、ギター、キーボードというミニマムな4人編成で「Spread Butter On My Bread」をアコースティックアレンジで披露した。

ライブ中盤には、JQが「Nulbarichのデビューから支えてもらっている兄さんを、ここで1曲スペシャルコラボレーションとして呼んでもいいですか」と話してBASI(韻シスト)を招き入れる。2組は未発表のコラボ曲「Together feat. BASI」をプレイして画面越しのファンを釘付けにした。JQとBASIは演奏を終えると、視聴者のコメントを眺めながらトークを展開。2人の髪型が似ているという視聴者からのコメントから、BASIの好きなお酒がハイボールであることや、JQの好きな入浴剤についての話題に花を咲かせた。Nulbarichは再びもとの編成に戻ると「VOICE」をパフォーマンス。曲の途中でメンバーを囲むように設置されていたカーテンが開いた。JQは照明とミラーボールの光が相まって星空のようになった空間で「これを待ってたんだろ」とひと言。すると10月発表のポップチューン「ASH」のリフが会場に鳴り響き、この日2人目のゲストとして現れたVaundyとともにエモーショナルなステージを披露した。また「ASH」の後半にカメラのアングルが切り替わると、本公演の会場が東京・新木場STUDIO COASTであることが明らかになった。JQは「この曲が最後になります。今年はいろいろあったけど、要は酸いも甘いもあるということでこの曲を最後にしました。Life is 悲しい時も楽しい時もあるでしょう」と短く挨拶したのち、メロディアスなナンバー「Sweet and Sour」を届けてステージをあとにした。

画面が切り替わると、明るくなった会場でステージを解体するスタッフたちの姿が映し出される。公演の終わりを感じさせる映像が流れ、視聴者たちがライブの余韻に浸っていると、静かにストリングスの調べが聴こえてきて、次第にメンバーが演奏を再開。Nulbarichは自身初となるストリングスを迎えた新曲「TOKYO」を披露して、この日の公演の幕を下ろした。

配信ライブのチケットは12月28日19:00まで各配信サイトで販売されており、購入者は同日23:59までアーカイブを視聴できる。また新曲「TOKYO」が1月27日に配信リリースされることも決定。さらに来年はBASIとのコラボ楽曲「Together feat. BASI」のリリースも予定されている。

Nulbarich「Nulbarich Live Streaming 2020(null)」2020年12月22日 新木場STUDIO COAST セットリスト

01. Long Session
02. On and On
03. Get Ready
04. Zero Gravity
05. It's Who We Are
06. Spread Butter On My Bread
07. Together feat. BASI
08. NEW ERA
09. VOICE
10. ASH feat. Vaundy
11. Twilight
12. Super Sonic
13. LUCK
14. Sweet and Sour
15. TOKYO

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