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全公演中止の「ジョン王」、小栗旬らがコメント「廻りに廻っておかしな演出に…」

ナタリー

20/5/13(水) 11:28

左から吉田鋼太郎、小栗旬、横田栄司。

全公演中止が発表された、彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾「ジョン王」の出演者である小栗旬、横田栄司がメッセージを寄せた。

私生児フィリップ・ザ・バスタード役で主演を務めるはずだった小栗は、「久しぶりに彩の国さいたま芸術劇場の板の上に戻れること、非常に楽しみにしていたのですが、今回は叶わず残念です」「先日演出の吉田鋼太郎さんより『お陰で演出を練る時間が一杯出来たよ』という心強い連絡を頂き、また新たな楽しみが出来ました」と心境を明かした。また、タイトルロールを演じる予定だった横田は、「ぼく達は必ずまた立ち上がります。だからお客様、与野本町の皆様、この世界に夢を抱いて演劇学校や劇団に入ることになっていた若いみんな、どうかもう少しだけお待ちください」と呼びかけた。

「ジョン王」は彩の国シェイクスピア・シリーズの最新作で、昨日5月12日が命日となる故・蜷川幸雄から2代目芸術監督を引き継いだ吉田の演出で公演が予定されていた。しかし、新型コロナウイルスの影響で6月8日から28日までの埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホール公演、7月3日から6日までの愛知・御園座公演、10日から20日まで大阪の梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ公演の全公演が中止に。キャストには小栗、横田、吉田のほか、中村京蔵、玉置玲央、白石隼也、植本純米らが名を連ねていた。

小栗旬コメント

干支を一周廻ろうとしているときにとうとう久しぶりに彩の国さいたま芸術劇場の板の上に戻れること、非常に楽しみにしていたのですが、今回は叶わず残念です。

楽しみにしてくれていた方々も同じように感じてくれているのではないでしょうか。

しかし、残念残念ばかり言っていても先には進めないので前を向きたいと思います。

幸い、先日演出の吉田鋼太郎さんより「お陰で演出を練る時間が一杯出来たよ」という心強い連絡を頂き、また新たな楽しみが出来ました。

ですが、練れる時間がたっぷりあるなかで5、6周廻りに廻っておかしな演出にたどりつきやしないかと一抹の不安を抱え始めたのも事実です(笑)。

とにかく、今回声をかけてくれた皆さんの気持ちに答えるべく、小栗も必ず戻って参りますので、皆様もまた戻ってきていただけたらと思います。

それでは、またその時。

横田栄司コメント

どんなに大きな戦争や感染病があっても演劇はなくなりませんでした。今回もきっとそうです。

ぼく達は必ずまた立ち上がります。だからお客様、与野本町の皆様、この世界に夢を抱いて演劇学校や劇団に入ることになっていた若いみんな、どうかもう少しだけお待ちください。

甚だ僭越ですが、ぼく達はこれからも演劇の力を通じて、皆様の人生をささやかに明るく照らして行くことを、俳優養成の教育が再開されることをお約束します。

2020年5月12日

蜷川さんの命日に寄せて。

彩の国シェイクスピア・シリーズ第36弾「ジョン王」

2020年6月8日(月)~28日(日)
埼玉県 彩の国さいたま芸術劇場 大ホール

2020年7月3日(金)~6日(月)
愛知県 御園座

2020年7月10日(金)~20日(月)
大阪府 梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ

作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
演出:吉田鋼太郎
出演:小栗旬、横田栄司 / 中村京蔵、玉置玲央、白石隼也、植本純米 / 間宮啓行、廣田高志、塚本幸男、飯田邦博、二反田雅澄、菊田大輔、水口てつ、鈴木彰紀、竪山隼太、堀源起、阿部丈二、山本直寛、續木淳平、大西達之介、坂口舜、佐田照(Wキャスト)、心瑛(Wキャスト)/ 吉田鋼太郎

※本公演は新型コロナウイルスの影響で中止になりました。

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