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長久允の長編「ウィーアーリトルゾンビーズ」佐々木蔵之介、池松壮亮、菊地凛子ら出演

ナタリー

18/11/29(木) 8:00

「ウィーアーリトルゾンビーズ」ポスタービジュアル

長久允の長編デビュー作「ウィーアーリトルゾンビーズ」が、2019年6月に公開される。

「そうして私たちはプールに金魚を、」で、第33回サンダンス映画祭ショートフィルム部門にて邦画初のグランプリを獲得した長久。この最新作では、音楽を通じて成長する子供たちといった普遍的な物語を独特なスタイルで描き出す。

物語の軸となる劇中バンドLITTLE ZOMBIESのメンバーとして、ボーカル・ヒカリ役で「そして父になる」の二宮慶多、ドラム・イシ役でドラマ「嘘の戦争」の水野哲志、ベース・竹村役で似顔絵師の奥村門土、キーボード・イクコ役で「クソ野郎と美しき世界」の中島セナが出演する。そしてヒカリの伯母リエ役の工藤夕貴、LITTLE ZOMBIESのマネージャー望月役の池松壮亮、イクコの母ユウコ役の菊地凛子に加え、佐々木蔵之介、初音映莉子、村上淳、西田尚美、佐野史郎、永瀬正敏も参加。水澤紳吾、忍成修吾、戌井昭人、赤堀雅秋、山田真歩、渋川清彦、菊地成孔、森田哲矢(さらば青春の光)、三浦誠己らもキャストに名を連ねた。

そして本作が、2019年1月末にアメリカで開催される第35回サンダンス映画祭のワールドシネマドラマティックコンペティション部門に正式招待されることも決定。長久は作品について「僕の人生のすべてを掛けて書いた物語『WE ARE LITTLE ZOMBIES』が完成しました。僕の大好きな役者さんやミュージシャン、アーティストの方々で作り上げた『フェスみたいな映画』です」と語り、「サンダンスという地で、念願の長編作品を上映できること、コンペで勝負できること、大変嬉しく思います」と意気込みを語った。

YouTubeでは本作の特報が公開中。ゲームを思わせるカラフルな映像の中で、「今日、ママとパパは死んだ」「牛乳は愛」「殺したのは誰だ?」「人生ってクソゲーなのかな」といったコピーが映し出される。

長久允 コメント

この度、僕の人生のすべてを掛けて書いた物語「WE ARE LITTLE ZOMBIES」が完成しました。僕の大好きな役者さんやミュージシャン、アーティストの方々で作り上げた「フェスみたいな映画」です。騒がしくもありますが、暗い部屋にうずくまってる誰かひとりの心に届いてほしいです。実際、試写で僕は何回も泣いてしまいました。はやく皆様に観ていただきたいです。そしてなんと、サンダンス映画祭長編コンペ部門正式招待(涙)! 映画を志していたものの道を逸れてしまい、この十数年、広告業界での仕事に追われて、少し遠回りしてしまいましたが、、、来年、憧れのサンダンスという地で、念願の長編作品を上映できること、コンペで勝負できること、大変嬉しく思います。

工藤夕貴 コメント

ちょっと変わった子どもたちの目線で切り取られた世界。長久監督ならではの映像と音楽は、映画の新しい形と言えるかもしれません。世界に向けて発信されるこの作品を、みなさん楽しみにしていてください。

池松壮亮 コメント

諦めと無関心を気取りつつも生きている、生きようしている。言葉、間合い、リズム、浮かび上がるモーション、とても好みの脚本でした。暴れまくっていました。長久監督は、前作から感じた通り抜群のセンスを持った方で、日本映画に現れてくれた事を感謝したいくらいです。出会えて良かったと思います。そしてサンダンスがこの映画にどう反応してくれるか、とても楽しみにしています。zombiesの始まったばかりの人生が、世界の誰かの人生に寄り添うことが出来るとマネージャーとして確信しています。そうでなくとも僕だけは信じています。

菊地凛子 コメント

とてもロックでポップな音楽映画だけど、凄くチクチクヒリヒリする、とてもリッチな脚本に浸らせてもらいました。長久監督は映画少年のようなダイヤの瞳と強い熱意を持っていて、そのパワーに皆がいつの間にか引き込まれていく、とても素敵な監督でした。まずはサンダンスのコンペおめでとうございます! サンダンスのカラーとこの作品のカラーが重なった時に、絶対に世界の映画ファンへと響くこと間違いなしです。本当に心から楽しみにしています。そして公開されこのムーブメントが皆様に届く日を楽しみにしております。

二宮慶多 コメント

最初から最後まで、興奮しました。テンポよくどんどん場面が変わって、息つくひまもなく、一つ一つの映像にメッセージを感じました。こんな、楽しい映画に出演させていただき、ありがとうございました。

水野哲志 コメント

すごい! 何これ! こんな風になったの?とびっくり!! スクリーンに僕だけが写っていることに驚いて感動しました!

奥村門土 コメント

初めて演技をしている自分の姿や声をスクリーンで観るのはとても不思議な気持ちでした。でも撮影のいろんな思い出が蘇ってきて楽しくあっという間に感じました。特にライブのシーンはすごく迫力があって好きです。

中島セナ コメント

この時ああだったなぁ。と思い出が蘇ったり、カメラアングルや編集の仕方など、撮った時には想像できなかったけれど、ゲームのように編集されていて面白かったです!

(c)2019“WE ARE LITTLE ZOMBIES”FILM PARTNERS

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