百田夏菜子（ももいろクローバーZ）が3月12日公開の映画「すくってごらん」でピアノレコーディングに初挑戦していたことが明らかになった。

映画「すくってごらん」は大谷紀子による同名マンガを実写化した作品。とある失敗で東京本社から左遷されたエリート銀行員の主人公・香芝誠が、都会から遠く離れた僻地で金魚すくいやそれを取り巻く人々と出会い、成長していく姿が描かれる。今回映画初主演となる尾上松也が香芝を、百田は彼が左遷初日に運命的に出会い、一目ぼれをするミステリアスな美女・生駒吉乃を演じる。

百田はピアノを弾くことが大好きな生駒を演じるため、今回初めてピアノに挑戦。当初、本編で使われるピアノの音はプロが弾いたものに差し替えられる予定だったが、撮影時の百田の演奏が素晴らしかったことから、彼女自身がレコーディングに挑戦することとなった。百田はピアノ演奏について「指1本で鍵盤を叩くくらいはやったことがありますが、ここまで本格的に演奏したことは初めてで、先生について基礎から徹底的に教えていただきました」「ピアノをきっかけに普段やってる仕事、音楽というものをもっと細かく勉強しはじめました。ピアノに触れたことによって今までやってきたこととつながった部分もありますし、もっとここを勉強しないと、勉強したいなということにたくさん出会え、私の人生ですごく大切な時期になりました」と語っている。

この発表に合わせて、百田のピアノ演奏シーンがちりばめられた予告映像がYouTubeで公開された。