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フジロック、今年のヘッドライナーはRADWIMPS、King Gnu、電気グルーヴ!ほかAJICO、コーネリアス、MONOEYES、マンウィズら第一弾全57組発表

ぴあ

21/4/16(金) 11:02

『FUJI ROCK FESTIVAL ‘21』第一弾ラインナップ

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新潟・苗場スキー場で8月20日(金)・21日(土)・22日(日)に開催される『FUJI ROCK FESTIVAL ‘21』の第一弾ラインナップ57組が発表された。3月26日の開催発表と同時に、今年は海外アーティストの出演を断念したこともアナウンス。日本の素晴らしいアーティストとともに、苗場の自然の中で「特別なフジロック」を創るという、代表・日高氏のメッセージを裏付ける、インパクトと多様性に溢れるラインナップが出揃った。

まず注目のヘッドライナー。初日は2017年、初登場にしていきなりグリーンステージを沸騰させたRADWIMPSが務める。今年3月11日にはアルバム『2+0+2+1+3+1+1=10 years 10 songs』をリリース。東日本大震災発生から10年にわたり、被災地と真摯に向き合ってきた彼ら。直近のシングル「鋼の羽根」ではコロナ禍に生きる不安な気持ちに寄り添っている印象だ。そして土曜日は昨年の出演が決定していたKing Gnuが2017年のルーキー・ア・ゴーゴー、2018年のレッドマーキーを経て、正真正銘のトリに大抜擢。20年代の日本のバンド像を根こそぎアップデートしたと言える、R&Bやジャズを飲み込んだミクスチャー・サウンド、メンバーの高いスキルと際立ったキャラクターにもはや多言は無用だろう。そして、ヘッドライナー予想でダントツの1位を叩き出していた電気グルーヴが2年越しに最終日の大団円を飾る。去年、何万人かが集まったグリーンステージでピエール瀧に言いたかった「おかえり!」をようやく言える(言えないのか?)嬉しさは格別。2016年のフジロック 20周年にSPECIAL GUESTの枠で登場して以来のグリーンステージの大トリだ。もう泣く準備は万端といったところか。

RADWIMPS「鋼の羽根」MV

さて、フジロックならではのラインナップを見ていくと2001年以来20年ぶりに活動再開を発表した、浅井健一とUAを中心とするAJICOが5月リリースの新作を携えて登場するのも嬉しい。また、2019年のベストアクトに選ぶ人も多かった平沢進+会人(EJIN)が早くも出演。キャリア40年にして今も革新性の塊のような彼のアクトを今度こそ見たいオーディエンスも多いことだろう。また、昨年、電気グルーヴとダブル・ヘッドライナー的な立ち位置と紹介されていた忌野清志郎 Rock’n’Roll FOREVERに登場する面々や楽曲も楽しみだ。

ヘッドライナーの電気グルーヴ、King Gnuは昨年出演が決定していたが、他にも昨年から待望のスライド組が存在する。2020年の大晦日に開催された『KEEP ON FUJI ROCKIN’II』にも出演した折坂悠太は重奏スタイルでの出演となり、ここ1年で「朝顔」「鶫(つぐみ)」がドラマ主題歌に起用されるなど、日本の新しいフォークミュージックと言えそうな音楽性は広くリスナーを揺さぶっている。また『KEEP ON〜』ではPUNPEEのステージに仲間たちが続々と登場したことも記憶に新しいところだが、フジロック本編にはSUMMIT(PUNPEE、GAPPER、OMSB、MARIA、SIMI LAB、DyyPRIDE、BIM、VaVa、in-d、C.O.S.A.×KID FRESINO、BLYY、TWINKLE+)オールスターで登場。親近感と洒脱さを兼ね備えたステージに期待したい。

お馴染みの面々から、この1年で頭角を出したアーティストたちも

『KEEP ON FUJI ROCKIN’II』への出演はもちろん、2018年の本格的な初演から、『MellowWaves』を軸とする高度な演奏と演出に磨きをかけてきたCORNELIUS、チバユウスケの存在もフジロックの歴史とともに深まってきた印象があるが、常にフレッシュなバンドサウンドを聴かせるThe Birthdayの出演も嬉しい。

また電気グルーヴと並ぶ最多出演バンドで、昨年来、野外ライブの可能性を追求してきたROVO、新体制になったあともリリースラッシュが続くサニーデイ・サービス、毎回、鋭く深いBOSSのリリック&アクトで苗場に痕跡を残すTHA BLUE HERB、トレンドに左右されないオリジナルなギターサウンドで存在感を増す羊文学、ようやく初見参となるMONOEYES、苗場の風のなかで聴きたいYOGEE NEW WAVES、独特な音楽センスを深化させているMONO NO AWARE、近年再評価されている映画『ゲド戦記』でお馴染み「テルーの唄」で知られる透明な歌声の手島葵、フジロックならではの多様性の一端を担うTHE SKA FLAMESの元祖ジャパニーズ・スカで世代を超えて踊るのも楽しみの一つ。さらにスピンオフ四人囃子feat.根本要&西山穀に脳内に「?」が浮かんだものの、日本屈指のテクニカルなバンドにスターダスト☆レビューの根本がどう絡むのだろうか。興味は尽きない。

昨年、初出演を決めたにもかかわらず延期となり、歯軋りしていたのはきっとTENDOUJIもmiletも同じだろう。色あせることのないギターポップとスケールの大きなボーカリストという一見、真逆に思える両者だがフジロック愛は並外れた両者のステージも見逃したくない。そして昨年8月の『KEEP ON FUJI ROCKIN’』で唯一、生配信でライブを行ったサンボマスターもきっと腹の底からの勇気をくれるのではないか。

TENDOUJI「STEADY」MV

さらに新規決定が30組。まず昨年、苗場で単独公演を開催予定だったMAN WITH A MISSIONがフジロックに出演決定!ファンにとってもフジロック好きにも嬉しい決定だろう。また、目を引くのがこの1年で様々な界隈から頭角を現したアーティストたちだ。現代の日本でPRINCEとの比較もされるKan Sanoは2016年以来の登場だが、七尾旅人のサポートなどでもフジロックには幾度か登場している。ラップの概念を凌駕する重要作『20,stop it.』をリリースしたKID FRESINOのバンドセットも今年の目玉になる予感。同作で共演しているカネコアヤノのステージももちろん注目したいし、2019年には石若駿ら辣腕ミュージシャンとともに凄すぎるバンドとしてルーキー・ア・ゴーゴーに登場した君島大空が合奏形態で戻ってくることも大きい。20年代のシーンに地殻変動を起こしている彼らはキーマンになりそうだ。また、新作が日本のオルタナティブな音楽の指標になりつつあるcero。年末の『KEEP ON FUJI ROCKIN’II』でも、アンサンブルのしなやかさを届けてくれたが、さらなる更新はあるのか?

すでにシーンを席巻する若手や、ネット世代のニューカマーも

また現行のR&Bを昇華しつつ日本のそれに着地させているSIRUPやVaundy、プロデューサーとしての活躍から、よりソロ・アーティストとしての活動に軸足を移してきたTENDRE、 映画『花束みたいな恋をした』のインスパイアソング「勿忘」のヒットで再び注目されるAwesome City Club、USの名門「SUB POP」とディールを交わし、続々と新曲をリリースしているCHAIの現在のステージも楽しみすぎる。また、目下、ピアノインストを新作としてリリースし、毎回意表をついてくる志磨遼平によるドレスコーズがこの夏、どんなスタイルでフジロックに出演するのかも今は読めない。そしてフジロックと言えばこの人も忘れちゃいけない、TOSHI-LOW。今年はOAUでの参加だ。また、殺伐とした日常のリアルを描いて広い支持を集める今のyonigeなど、若い世代のバンドにも注目したい。

Vaundy「しわあわせ」MV

ニューカマーで驚きを禁じ得なかったのはいわゆるネットネイティブ世代のMega Shinnosukeと4s4ki(アサキ)。特に4s4kiはオートチューンで歌を操りながらのアクトと弾き語りの両極に振った表現がユニークなのだが、まさかのデビュー年にフジロック出演を果たすとは! また、BOOM BOOM SATELITESの中野雅之とTHE NOVEMBERSの小林祐介による新バンドTHE SPELLBOUNDの登場は納得だが、ライブとなるとまだ想像がつかない。

他にもSTUTSのバンド形態のメンバーに目下修行中のSuchmosからTAIHEIの名前があったり、久々に5lackの名前があったり、苗場に足を運ぶ意味を感じるラインナップが一気に出揃った印象。ルーキーから選出された2組のアクトには未来が予感できる。

いずれのバンド/アーティストもコロナ禍の中、思うようにライブができない状況で挑むフジロックだが、そんな時だからこそアーティストの真価を見ることができるのではないだろうか。層の厚いラインナップととも各々のステージは貴重なものになるはずだ。

文:石角友香

【公演情報】
FUJI ROCK FESTIVAL ‘21

会場:新潟県 湯沢町 苗場スキー場

2021年8月20日(金)
<出演者>
RADWIMPS / MAN WITH A MISSION / SUMMIT / THE BAWDIES / ドレスコーズ / H ZETTRIO / Kan Sano / KID FRESINO(BAND SET) / LITTLE CREATURES / OKAMOTO'S / 5lack / TENDOUJI / 手嶌葵 / Vaundy / YOGEE NEW WAVES / yonige / スピンオフ四人囃子feat.根本 要&西山 毅 / KOTORI (selected by ROOKIE A GO-GO ’19) / and more

2021年8月21日(土)
<出演者>
King Gnu / CORNELIUS / The Birthday / ROVO / AJICO / Char / DENIMS / envy / カネコアヤノ / KEMURI / Mega Shinnosuke / milet / 光風&GREEN MASSIVE / MONOEYES / ReN / サンボマスター / SIRUP / THE SKA FLAMES / THE SPELLBOUND / サニーデイ・サービス / THE ALEXX / 草田一駿 (selected by ROOKIE A GO-GO ’20) / and more

2021年8月22日(日)
<出演者>
電気グルーヴ / 平沢進+会人(EJIN) / 忌野清志郎 Rock’n’Roll FOREVER / CHAI / OAU / 4s4ki / Awesome City Club / BEGIN / THA BLUE HERB / cero / 羊文学 / 君島大空 合奏形態 / MONO NO AWARE / 折坂悠太(重奏)/ STUTS (Band set : 仰木亮彦, 岩見継吾, 吉良創太, TAIHEI) / TENDRE / yonawo / and more

チケット申込はこちらから
http://w.pia.jp/t/frf/

【ご注意】
本イベントは新型コロナウイルス感染拡大防止のためのガイドラインを遵守して実施されます。

詳しくは下記ページをご覧ください。
https://www.fujirockfestival.com/news/pickup01

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