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伊藤健太郎、鼻から出血 『スカーレット』川原家を災いが襲う

リアルサウンド

20/3/4(水) 12:15

 喜美子(戸田恵梨香)は陶芸教室を始めることを決意。新たな一歩に奔走する中、武志(伊藤健太郎)は体調が悪そうな素振りをみせている。連続テレビ小説『スカーレット』(NHK総合)の第129話では川原家に起こる災いを予感させた。

【写真】大崎茂義先生(稲垣吾郎)

 喜美子は、敏春(本田大輔)の健康診断の結果を聞きにきた照子(大島優子)に付き添う。心配のあまり落ち着かない照子に寄り添うように病院に同行した。すると担当の医師の代わりとして大崎茂義先生(稲垣吾郎)が照子を呼びにくる。結果、敏春は血糖値が高いものの命にかかわるような病ではなかった。一方、喜美子は、一日陶芸体験教室の生徒からお礼の手紙を受け取る。嬉しそうに手紙を読む喜美子は、陶芸の楽しさを伝えるべく陶芸教室を開くことを決意。採算度外視で信楽のためにやるという陶芸教室は、週に一回開講されることになった。

 大崎医師として稲垣吾郎が久しぶりの朝ドラに帰ってきた。稲垣の連続テレビ小説への出演は、約30年以上前に14歳で出演した『青春家族』(第42作・1989年前期)以来。白衣を着ないで患者の前に出てしまうような少し変わった医師だが、誠実そうな稲垣の雰囲気と医師という職業はとてもよくマッチしている。

 そして気になるのが武志の具合。喜美子には何も言わないが、鼻血を出したりバイトを休んだりとどこかに不調を抱えている様子だ。武志は次世代展に出すための作品を完成させたばかりだった。それは大皿に亜鉛結晶で模様をつけ、真っ白な雪を降らせた美しいものだった。その作品に対して「最善を尽くした」というほど、深く向き合ってきた。竜也(福崎那由他)と話していても“器に雪を降らせること”が夢だと語る武志は、まさにこれから歩み出そうとしている。そんな矢先の体調不良に、武志の身が案じられる。これまで喜美子が武志を育てる中、視聴者の多くも武志を小さい頃から見守っていたような気持ちでいただろう。そんな武志の不測の事態に、胸が痛む。大ごとではない結果を願うばかりだ。

(Nana Numoto)

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