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丸尾丸一郎『罪男と罰男』舞台化、松島庄汰&渡部秀が出演 キャスト公募も

CINRA.NET

19/11/18(月) 19:00

丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)が脚本、演出を務める舞台『日本劇作家協会プログラム 座・高円寺 春の劇場31 OFFICE SHIKA PRODUCE「罪男と罰男」』が、2020年3月11日から東京・座・高円寺1、3月19日から大阪・ABCホールで上演される。

同作は、2017年にNHKラジオドラマ『劇ラヂ!』シリーズで発表された『罪男と罰男』をOFFICE SHIKA PRODUCE最新作として舞台化したもの。罪を犯す男・森日出男と、罰を引き受ける男・山田武男が再会したことから展開される物語を描く。

オレオレ詐欺などの罪に手を染める森日出男役を松島庄汰、世界中の罪を受けて瀕死の状態となった山田武男役をラジオドラマ版に引き続き渡部秀が演じるほか、丸尾丸一郎も出演。そのほかのキャストは後日発表される。

発表とあわせて松島庄汰、渡部秀、丸尾丸一郎のコメントが公開。松島は「渡部秀とは知り合って10年くらい経ちますが、芝居を本格的にやるのは初めてです。正反対の男を演じる楽しみ、人間の汚い欲望と優しさが入り混じったこの奇妙でどこか寂しい世界を丸尾さんの演出で出来るという楽しみで、もうすでに胸が高鳴っております」と述べている。

渡部は「丸尾さんが過去ご経験なさって台本化した奇妙な出来事も【罪と罰という不条理な調整】と捉えてみると、とても演劇的で且つユーモラスな印象を受けました。この不思議な空間を丸尾さんと庄汰くんと作り上げていくのが楽しみでなりません」、丸尾は「『罪男と罰男』は、僕の経験から生まれたおとぎ話のようなファンタジーです。世界を良くするヒントが隠されていることを信じて作ります」と語っている。

『罪男と罰男』の特典付き最速チケットの先行販売は12月21日12:00からスタート。劇団鹿殺しのオフィシャルサイトでは、同作のキャストオーディションの参加者を12月5日まで募集している。

なお11月21日からは、丸尾丸一郎が脚本、出演を務める劇団鹿殺しの新作公演『傷だらけのカバディ』が東京・池袋のあうるすぽっとで上演される。

松島庄汰のコメント

渡部秀とは知り合って10年くらい経ちますが、芝居を本格的にやるのは初めてです。
正反対の男を演じる楽しみ、人間の汚い欲望と優しさが入り混じったこの奇妙でどこか寂しい世界を丸尾さんの演出で出来るという楽しみで、もうすでに胸が高鳴っております。皆様劇場でお待ちしてます!

渡部秀のコメント

朗読劇に続き、もう一度武男を演劇としてアプローチ出来る喜びを噛み締めております。
罪と罰、人間誰もが大なり小なり犯してしまった罪、逃れられない罰があったと思います。
丸尾さんが過去ご経験なさって台本化した奇妙な出来事も【罪と罰という不条理な調整】と捉えてみると、とても演劇的で且つユーモラスな印象を受けました。この不思議な空間を丸尾さんと庄汰くんと作り上げていくのが楽しみでなりません。
全力で武男を演じていく所存です。

丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)のコメント

数年前、両親と台湾へ旅行に行きました。久し振りに両親と過ごす24時間、僕は父親の我儘に苛立ち、口をきかなくなってしまいました。
帰り道、台湾の空港で父親は小さな段差に躓いて流血する怪我をしました。僕が罪を犯したから父親が罰を受けた。
そのような不思議な感覚に襲われたことを覚えています。「罪男と罰男」は、僕の経験から生まれたおとぎ話のようなファンタジーです。
世界を良くするヒントが隠されていることを信じて作ります。

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