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森崎ウィン Aiming To Overseas

運勢って気にする? 引っ越し欲と僕の葛藤

月2回連載

第53回

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こんにちは。森崎ウィンです。

突然ですが、今、すごく引っ越したい!

不思議なもので。一度引っ越したいな〜と思うと、今住んでいる部屋のダメなところがどんどん気になってくるんですよね。今、僕はまさにその状態。

今の部屋に引っ越してもうすぐ1年。立地もいいし、天井も高いし、防音も効いているし、環境としては最高なんだけど、なぜか最近引っ越したい欲がウズウズしています。なんでだろうね。部屋にいても落ち着かないというか。ソファを買ったり、くつろげる環境をつくっているんだけど、なんとなくここに自分は長く住まないんだろうなという感じがして。たぶん眺望のせいだと思う。わりと上階ではあるし、ベランダも広いんだけど、目の前に大きなマンションがあって、今いち抜け感がないんだよね。そこがちょっと気分的にも引っかかっているのかも。

とはいえ、まだ引っ越して1年。さすがに1年で引っ越すのは出費の面でももったいないかなと思って悩み中。しかも聞いたところによると引っ越したら運気が変わるらしくて。今、すごく仕事も楽しくさせてもらっているのに、もしここで運気が悪くなったらな〜と思うと、ちょっとためらうというか。

でも前にメモリアルブック『-Partner-』の企画で占い師の先生に運勢を見てもらったとき、2022年に争いの星が出てるって言われてたじゃない? 大きいものを買うのも控えた方がいいって言われてたから引っ越すのもよくないのかなって。そう考えると、2022年になる前に引っ越しをすませた方がいいんじゃないか…とか、なんとか自分の引っ越しを正当化する理由を探したりしてます(笑)。

やっぱり物件を見てるのって楽しいんだよね。あっという間に時間が過ぎてる。あれはもう完全に時間泥棒だと思う(笑)。できれば立地はアクセスのいいところがいいし、今は料理にハマってるからキッチンもちゃんとしているところがいいし。そうやって考えると、どんどん条件が上がっていって。ヤバいぞ、ウィン、贅沢をしすぎだと自分に言い聞かせている(笑)。しばらくはこの引っ越したい欲と戦う日々が続きそうです。

そして、ミャンマーのことについて。

僕の話したことや行動が、いろんなふうに受け止められて。中には、安全な場所から静観して、状況が落ち着いたらミャンマーに帰って、また芸能活動をするのだというふうに感じている方もいて。なかなかうまく自分の気持ちを伝えられないことが本当に苦しいんだけど。

人にはできることとできないことがあって。何かやりたいと思っても、できることに限界があるのは事実で。それについて残念に思う人がいるのかもしれないけど、僕はこれからも自分にできる精一杯のことをやって、大好きなミャンマーの力になりたいと思っています。

その気持ちだけは決してブレることはないし、それをちゃんとこれからの行動で証明していくつもりです。この言葉に嘘はありません。だから、どうか待っていてください。

そして、僕のことを心配してくださっているみなさんには、ありがとういう気持ちと、僕は自分の信じた道をこれからも進んでいくので安心してくださいと伝えたいです。

いつかきっと僕の想いは伝わると信じて、今できることを模索していきます。

森崎ウィンでした。

★編集部より★

森崎ウィンさんファンクラブのほうでは、今週は「ウラバナシ」を更新!ウィンさんが毎日どんな日々を過ごしていたのかが読めちゃいます!

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プロフィール

森崎ウィン

1990年生まれ、ミャンマー出身。小学校4年生の時に日本へ渡る。2008年よりダンスボーカルユニット・PRIZMAX(現、解散)のメインボーカルとして活躍した。俳優としても様々な映画、ドラマ、舞台に出演し、2014年には『シェリー』で映画初主演を務める。2018年、日緬共同制作映画『My Country My Home』に出演、そのスピンオフであるドラマ版『My Dream My Life』では主演を務め、現地のテレビ局mntvで冠番組「Win`s Shooow Time!」を持ち、様々な広告に出演するなどミャンマーで大ブレイク。スティーブン・スピルバーグ監督『レディ・プレイヤー1』のオーディションでメインキャストであるダイトウ/トシロウ役に抜擢され、ハリウッドデビューを果たした。近年の映画出演作に、 『海獣の子供』『トゥレップ』『蜜蜂と遠雷』(19)、『キャッツ』(20)などがある。映画『蜜蜂と遠雷』で第43回日本アカデミー賞の新人俳優賞を受賞。またメ〜テレ制作の連続ドラマ『本気のしるし』(19)にて初の連ドラ主演を果たした。2020年は世界中で再演を重ねているミュージカルの金字塔「ウエスト・サイド・ストーリー」の日本キャスト版Season2(主演:トニー役)に出演。

撮影/鬼澤礼門、取材・文/横川良明、企画・構成/藤坂美樹、ヘアメイク/速水昭仁、スタイリング/小渕竜哉、衣装協力/ジャケット¥53,900、シャツ¥25,300/共にMyne CODEX(SOSU 070-6660-0692)、パンツ¥20,900/saby、スニーカー¥36,300/YOAK(共にHEMT PR 03-6721-0882)、リング¥33,000/PLUIE(PLUIE Tokyo 03-6450-5777)

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