映画『ロード・オブ・カオス』の日本版予告編が到着した

マイケル・モイニハン、ディードリック・ソーデリンドの書籍『ロード・オブ・カオス ブラック・メタルの血塗られた歴史』をもとにした同作は、ノルウェー・オスロに拠点を置くブラックメタルバンド・MAYHEMの「狂乱の青春」を描いた作品。「真のブラックメタル」を追求するMAYHEMのユーロニモス役を、準備に約1年かけて役になりきったというロリー・カルキン、ボーカルのデッド役をジャック・キルマーが演じる。監督をジョナス・アカーランドが務め、音楽をSigur Rosが担当。3月26日から公開される。

ユーロニモスの「一見普通の若者だがそうじゃない。メイヘムを作ってブラック・メタルを世に知らしめた」というナレーションから始まる予告編では、「ノルウェーを震撼させる事件が起きました――」とキャスターが報道する姿、ユーロニモスが教会に放火する様子や猟銃を突きつけるシーン、「あまりにもスキャンダラスなブラック・メタル黎明期」「真実は狂気をはるかに超えていた――」というコピーなどが確認できる。

また、2009年に邦訳が刊行され、絶版となっていた『ロード・オブ・カオス ブラック・メタルの血塗られた歴史』が3月24日に復刊。現在全国の書店とオンライン書店で予約を受け付けている。
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