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「静かな雨」仲野太賀&衛藤美彩の演技をでんでんが絶賛「しびれました」

ナタリー

20/2/8(土) 12:55

「静かな雨」公開記念舞台挨拶の様子。左からでんでん、仲野太賀、衛藤美彩。

「静かな雨」公開記念舞台挨拶が本日2月8日に東京・シネマート新宿で行われ、キャストの仲野太賀、衛藤美彩、でんでん、監督の中川龍太郎が登壇した。

本作は、大学で生物考古学の研究助手をしている行助と、たい焼き屋で働くこよみの静かな交流を描くヒューマンドラマ。最初にマイクを握った仲野は「衛藤さんのファンの方にお叱りを受けないかと怖気付いております(笑)」と客席を見回す。そして「濃密な時間が刻まれた映画になっています。反響が楽しみ」と言いながらも「……大丈夫でしたか?」とやや心配そうにつぶやき、ファンから温かな拍手を送られていた。

でんでんは「無言のシーンがものすごく多い。耳が遠くなったのかな?と思って」とジョーク交じりで作品の感想を述べて笑いを誘い、「新藤兼人監督の『裸の島』を彷彿とさせるシーンもありましたね。細かい感情の起伏を太賀くんと衛藤さんが演じているのを見て、共演者としてしびれました」と主演を務めた2人をたたえる。中川が「太賀とは現場でも気まずくなることがあったんですが、衛藤さんが空気を読んでくれて」と撮影時のエピソードをこぼすと、仲野が「めちゃくちゃ喧嘩していたみたいじゃない!」と慌ててツッコむ場面も見られた。

映画初主演の衛藤は「想像していたより気さくで、緊張がほぐれて楽しく撮影できました」と撮影をともにした仲野に感謝をする。そんな彼女を仲野は「衞藤さんは現場を明るくするパワーを持っている。それに助けられました」と、中川は「本当にいい人。現場に無限ピーマンを作ってきてくれたりね」と評し、2人のコメントを横で聞いていたでんでんは「僕は衞藤さんとは一度も絡みがなかった」とさみしそうに漏らした。

イベントの終盤には、原作小説を手がけた宮下奈都がサプライズ登場。「本当にいい映画になっていて感激しました」と感想を伝え、2月7日に27歳の誕生日を迎えた仲野へ祝福の花束を手渡した。

最後に衛藤は「映画ってすごくいいなと感じました。映画界の魅力にどっぷり浸かってしまいそうなくらい、この作品が大好きです」と胸いっぱいの様子で語る。仲野は「ちょうど1年前に作った映画です。衛藤さんにとって輝かしい初主演作になっているんじゃないかと思います」と作品をアピールして舞台挨拶を締めくくった。

(c)2019「静かな雨」製作委員会 / 宮下奈都・文藝春秋

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