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もしベートーヴェンが現代に蘇ったら!? 曽我大介が描く奇想天外なウィーンガイドが登場

ぴあ

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音楽の都ウィーンのガイドブックは数多く存在するが、“ベートーヴェンが現代に蘇ってウィーンの街を散策する”というコンセプトによるガイドブックは前代未聞。博識で知られる指揮者、曽我大介が描き出した一大絵巻は、物語としても楽しい素敵なウィーンガイドブックだ(曽我大介著『ベートーヴェン、21世紀のウィーンを歩く。』/集英社刊)。

その中身はといえば、21世紀に蘇ったベートーヴェンが、自らの作品の録音に驚くところからスタートし、初体験の路面電車に乗ってウィーンの街を散策する。今も残る馴染みのホイリゲや自分の銅像とのご対面のほか、当時とは大きく様変わりした料理に舌鼓を打つベートーヴェン。そして自らの墓の前に立った楽聖の思いや如何に。

読んで面白くためになり、しかも役立つウィーンガイド。コロナ禍によって海外旅行の敷居が高くなってしまった今だからこそ、バーチャルツアーが楽しめる本書はお薦めだ。

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