1月24日公開の映画『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』より、本編映像が公開された。

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　第71回カンヌ国際映画祭のクロージングを飾った本作は、ギリアム監督が構想30年を掛け、9回も企画が頓挫し、映画史上最も呪われた企画と謳われた問題作。スランプに陥ったCM監督トビーが、10年前に撮影した映画『ドン・キホーテを殺した男』でドン・ キホーテ役に抜擢した老人ハビエルと再会したことで、奇怪な旅路に巻き込まれていく。

　公開された本編映像では、ジョナサン・プライス演じるドン・キホーテが、風車との戦いに挑む様子を再現。アダム・ドライバー演じるトビーと2人で歩む旅路の最中、ドン・キホーテは風車のある丘の上へ向かう乙女と遭遇する。風車を巨人だと思い込んだドン・キホーテは乙女を守るべく、愛馬ロシナンテに跨り、勢いよく風車へ突撃。老人とは思えぬ気迫で剣を突き刺すが、むなしくも風車の羽根に吹き飛ばされてしまう。ひっくり返るドン・キホーテにあきれて、トビーも思わず「カット！」と声をかけるのだった。　（文＝リアルサウンド編集部）