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超特急、新曲『CARNAVAL』のように今“Amor(愛)”を注いでいるものは?「らしさがありながらも新しい挑戦を」

ぴあ

超特急

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「日本を、世界を、サンバで元気に!」 夏にふさわしい熱い(暑い)ユーモア溢れる新曲『CARNAVAL』を引っ提げて、メインダンサー&バックボーカルグループ「超特急」がぴあに停車!
1年4ヶ月ぶりに開催した有観客ライブ<BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 「Hoopla!」>の振り返り、新曲『CARNAVAL』の推しポイントなどたっぷりお話を聞きました。「メンバー1情熱的な人は?」の質問に、満場一致で選ばれたメンバーとは……? 仲睦まじい掛け合いをお楽しみください♪

1年4ヶ月ぶりの有観客ライブ「帰る場所に帰ってきた」

――最初に、6月に開催した1年4ヶ月ぶり有観客ライブ<BULLET TRAIN ARENA TOUR 2021 SPRING 「Hoopla!」>の振り返りから。久しぶりに8号車のみなさんに会えたお気持ちをお聞かせください。

カイ 1年4ヶ月ぶりに8号車の顔が見られて、やっぱり嬉しかったですね。自粛期間中は配信ライブとかしていましたけど、8号車からは僕たちの顔が見えても僕たちからは顔が見えていなかったのが寂しくて。声は出せないという状況でしたが、やっと8号車の顔を見てライブができた。8号車がいる会場の空気感が、やっぱり好きだなと思いました。

リョウガ 最初、久しぶりの有観客のライブに正直ちょっとビビっていたというか……どこを見て踊ればいいのか分からないくらいだったんですよ。だけど、そう思っていた自分がバカバカしくなるくらい安心する空間、帰ってきたと思える時間で。8号車がいる空間でパフォーマンスできる幸せ、楽しさ、大切さを、1年4ヶ月という会えない期間があったからこそ、痛感できた貴重なライブでした。

タクヤ インタビューって自分の思いを言葉にしなければいけないと分かっているんですけど、6月のライブは言葉にできないくらい感極まる気持ちというか……本当に夢のような時間でした。

ユーキ 久々にホームに帰ってこられた気がして感動したのを覚えています。最初は久しぶり過ぎて8号車が本当に来てくれるのかなとか、半キャパ(会場収容人数の50%)の景色ってどんな感じなのだろうかとか、心配に思うこともあって。でも、ペンライトを持ってキレイに輝いている8号車の姿を見たら、すごく「ただいま」の気持ち、帰る場所に帰ってきた気持ちが大きかったです。

タカシ 半キャパ、声出し禁止、マスク必須など制約のあるライブでしたけど、8号車の前で歌をうたえたことそのものの意味がすごく大きかった。自粛期間中、無観客配信ライブでもコメントを見る限り8号車のみんながしっかり見守ってくれていると感じてはいました。でも、配信だとすぐに反応が見られるわけではないので。有観客では直接反応が見られるので安心感が全く違います。誰に向かって歌を届けているのかしっかり感じられるライブになりましたね。

――制約があるからこその熱気や一体感もあったのかなと思うのですが、いかがでしょう。

タカシ 感じましたね。8号車のみんなも長い期間待ってくださっていたので、僕たちと同じか、それ以上の気持ちを持ってきてくださったと思います。

――特に一体感を感じた曲はありますか?

タクヤ 『Burn!』かなぁ。声が出せないから事前に8号車からコールを募って、8号車のコールを入れて編集した楽曲を使用する演出をユーキが発案してくれて。物足りなさを感じるどころか、あの一体感はどんなライブにも負けないだろうなって思いましたね。
それで、誰かが間奏部分で「気持ちで歌え!」と言ったんですよ。誰か忘れたんですけど(笑)。

リョウガ 「俺だ」って言っておけば?

タクヤ 俺は言ってないからさ。でも、声が出せないからこその「気持ちで歌え!」って素敵だなと思いました。

――『Burn!』の演出のアイデアについて、ユーキさんからぜひお話聞きたいです。

ユーキ 超特急のライブは8号車が一緒につくってくれているものなので、どうしても耳に8号車の声が必要だと思いました。なので、たくさんの8号車に協力してもらって、声を募ることができました。『Burn!』以外にも8号車の声を使ったんですけど、声を出せない制約がある今だからこそできる演出はすごく嬉しかったです。

新曲『CARNAVAL』は、“うっせぇわ”?

――続いて新曲『CARNAVAL』についてお話を伺っていきます。超特急らしいユニークさを感じる、とてもテンションの上がる楽曲だなと感じました。『CARNAVAL』に対するみなさんのファーストインプレッションを教えてください!

タカシ 「超特急の曲あるある」なんですけど、自分が思っている音の大きさから4つくらい音量を下げた方がいいなと思いました(笑)。いただいた音源の入りが少し遅めだったので、音鳴らへんな……と勘違いして音量を上げたら、耳が大爆発しました(笑)。 それくらい勢いのある曲ですね。すごく情熱的ですし、メンバーみんなの声と自分の声が入ったら、超特急らしさもありながら新しいことができそうという印象がありました。

ユーキ 僕はシンプルにイントロ長っ!と思いました。曲始まりからタカシが歌うパートまで40秒くらいあったから、なかなか歌わないなと(笑)。楽曲自体はサンバなので、すごくド派手でうるさいというか……バカらしく、楽しく、すごく僕らっぽいと感じましたね。

タクヤ ノリに乗れる曲であることは間違いない。曲の尺感も3分半と長すぎず短すぎず、気持ちのいいタイミングで終わる絶妙なラインでしたし。すごくバランスがよい曲なのかなと思いました。サンバだから要所要所にくるポルトガル語の歌詞も印象的ですね。

リョウガ できれば朝から聴きたくないような、本当にテンションが高い曲でしたね(笑)。歌い出しの「いいね!」はうるせえし、歌詞も熱すぎるくらい熱い馬鹿らしさ。この作詞の方はなんて馬鹿らしい歌詞を書くんだ!と思って名前を見てみたら、どこかで見たことがある方で。調べてみたら『up to you』『gr8est journey』の作詞してくださった浅利進吾さんでした。あんなによい詞を書く方が、こんなやかましい詞も書けるんだと衝撃もありました。
最初はうわっと思ったけど、超特急だし大丈夫だとも思いましたね(笑)。

カイ 初めて聴いた時は、うっせぇな……と思いました(笑)。

タカシ みんな、Adoさん(『うっせぇわ』)みたいなことを(笑)。

一同 あははは!

カイ うるさいですけど、7~8月の夏に向けてピッタリだと思いましたね。声を出して騒ぎたくなるような曲だったので、6月のライブで声が出せなかったこともあって、声を出せたらすごく楽しそうだなと。

――ダンスはサンバなんですか?

ユーキ 全部をサンバにはしていませんが、要所要所にサンバのステップや振り付けが入っているので、そこは注目してほしいです。あと今回はダンスも歌もメンバーそれぞれの見せ場もあるんですよ。ダンス面はみんな目立つところ、歌の面は二人ずつでラップを歌っているところがあって、メンバー全員がバランスよく参加している楽曲です。推しポイントを見つけてほしい。ライブで披露した時に何か起きたら面白いなと勝手に想像しています。
僕的にはサビ終わり「Viva! 情熱 Samba Amor!」の歌詞の後に、すごくやかましい人がセンターに来るので、ぜひとも注目してもらいたい。

タクヤ 僕もあの動きすごく好き(笑)。肩の動きがとにかくうるさいんですよ。

ユーキ そうそう(笑)。その人が誰なのかを予想してほしいですね。

――なんとなく察せそうです……(笑)。

ユーキ おそらく間違っていないと思います(笑)。

――ユーキさん以外のみなさんが思う『CARNAVAL』の推しポイントもぜひ聞きたいです。

カイ (食い気味に)ないです!

――えぇ……!

一同 (笑)。

カイ 「ここがポイントです」と言ってしまうと、そこばかり気にしてしまうから言いたくない……。全部通して聴いて、見て、それぞれの「ここが推せる」を見つけてくれたら嬉しいなと僕は思っています。

リョウガ ……って言われると、答えづらくなる!

一同 ははは!

リョウガ 俺はありますよ! 「Ola!」の時のポーズが『ウマ娘(※)』のゴルシのポーズに似ているなと思っていて。手を開いているか閉じているかが違うだけなんですよ! 最初に振り付けを見た時、あ!これは!と(笑)。そこを注目してほしいですね。8号車のみんなは『ウマ娘』知らないと思いますけど(笑)。

※……『ウマ娘 プリティーダービー』。ゲームを中心としたメディアミックスコンテンツ。実在した競走馬の名前と魂を受け継いだ美少女たちがレースで優勝を目指す育成シミュレーション作品。

――注釈で説明を入れておきます(笑)。

タクヤ 僕が個人的に好きなポイントはラップ部分かな。前後半二人ずつで分かれてラップを歌って、後半は僕とリョウガが斜め前に出ながらラップを歌って踊っている部分はすごく好きです。ラップには裏話もあって……。

――お、ぜひ聞かせてください!

タクヤ いつもは歌割りがしっかり決まっているけど、今回はタカシ以外の歌割りがほとんど決まっていなくて、レコーディングしてみて良かった人の歌をハメていく形だったんですよ。ラップ部分に関しても「録ってみてよかった人をハメる」「もしかしたら一人になるかも」と言われたので、勝手にオーディションされてるやん……と思いながらも、出来上がりがどうなるかすごく楽しみにしていたんですよ。そしたら、バランスよくハメられていたので……ちょっとつまんないなと思いました(笑)。

リョウガ おいおいおい(笑)。

タクヤ もっと一人独占とかするような仕上がりにしてほしかったなって(笑)。そしたらネタにできるのに。

カイ それだと「俺、全体で二言しか歌ってないんだけど……」みたいになるじゃん(笑)。

タクヤ その方が面白いのになって(笑)。とはいえ、完成されるまで分からなかったのは楽しかったです。括弧の部分も誰の声が入るか分からなかったから。

カイ ここまで(メインダンサーの)みんなが歌う曲もあまりないからね。基本はパートが決まっているから珍しい曲でした。

――珍しい試みだったんですね。タカシさんのボーカルはいつも以上に情熱的に感じましたが、推しポイントはいかがでしょう。

タカシ 自分の中での見せ場は、Aメロですかね。それぞれの箇所で違ったアプローチをしたいと思っていて、サビなども意識はしていましたけど、個人的に初めて聴いた時からAメロ部分がすごく好きだったので。聴きどころかなと感じています。

――『CARNAVAL』はバックダンサーのみなさんが歌うパートも多く、ライブでのパフォーマンスが楽しくなりそうですね。

タカシ 間違いなくそうなると思います。今のこの状況が収まった時は、8号車のみんなとも歌ったり踊ったりしたら楽しめるんじゃないかな。僕だけじゃなく、会場にいるみんなと一緒に歌って騒ぐ姿を想像しながら歌いました。

超特急で一番「情熱的な人」は満場一致で“あの人”

――『CARNAVAL』は「情熱的」な曲ですが、超特急の中で一番「熱い人」「情熱的な人」を教えてください!

カイ キタキタキタ。リョウガ以外いないじゃないですか!

タクヤユーキタカシ ……。

――満場一致ですか……?

タクヤユーキタカシ ………それで、大丈夫です。

リョウガ 違う違う違う! 三人は否定しないと! 書いちゃうから!

タクヤ 一番情熱的ですよ……?

カイ 一番ゲームに情熱を注いでいるからね!

――なるほど……!

リョウガ ちょっと引いていません?(笑) ちゃんとやろう!

カイ やろう(笑)。各々熱いところがあるから悩むな。

――じゃあ「せーのっ!」でいきましょうか。

一同 せーのっ!

カイリョウガユーキタカシ タクヤ。

タクヤ ユーキ。

――おお! 4人がタクヤさん! 熱さを感じたエピソードを教えてください!

カイ 説明が難しい…! 感情が高ぶった時に見えてくる熱さはメンバー1なのかなと。今年の6月6日のライブを見ていただければ分かると思うけど、あの感じです。MCに熱さを感じました。

タクヤ あれ(MC)をやって、一人ひとりのMCはなくそうと思いました……。

カイ どうしてよ!(笑)

タクヤ 一人が代表してズバッと言える、そんなリーダーになってほしいです!

――そんなリーダー(リョウガさん)はいかがでしょう…?

リョウガ (必死にスマホで何かを探しながら)今大事なところなので、ちょっと待っていてくださいね。

カイ 課金すんな!

一同 あははは!

リョウガ 2012年のタクヤの誕生日に「誕生日おめでとう」のメールを送った後、返ってきたメッセージが人としてすごく情熱に溢れていて。「一緒にいて本当に楽しくて、笑ってばっかりふざけてばっかりで、出会えて本当に良かった。これからもいっぱい笑おうな」って。こんなこと言う人います?

タクヤ キモイ!(笑)

――すごく素敵!

リョウガ でしょ?しかも最後に「beautyより」って……。

一同 ははははは!

タカシ 9年越しに恥ずかしいやつだ(笑)。

――それを今持っていて、すぐに出してこられるリョウガさんもすごい(笑)。タクヤさんは覚えていました?

タクヤ 全く覚えてない……。なんで覚えているんだよ……。

リョウガ それだけ記憶に残っていたから! 『CARNAVAL』の歌詞に差し替えても分からないくらい情熱的ですよね。

――情熱的ですし、愛があふれていますね! では、続いてユーキさん・タカシさんから……。

タクヤ もう4人も言わなくていいんじゃないですかね……?

リョウガ いやいや、大事だから!

ユーキ はい! ライブ中とか、ここぞというところで彼の言葉で空気がすごく引き締まるんですよ。普段はあまり見えないですけど、好きな人・もの・ことに対してはすごくこだわりを持っていて、しっかり情熱を注いでいる人間だと思います。

タカシ 曲やライブ、バラエティ、ドラマ……小さいことから大きなことまで、サイズ感を気にせず何に対してもすごく一生懸命。やること一つひとつを大切にして、周りの気持ちを引き上げていくことも考えているイメージがあります。
そして、一つひとつの言葉に迷いがない。何を伝えればいいのか悩むことなく、素直な言葉をみんなの前に届けてくれる。「情熱的な男は誰だ」と聞かれたら迷わずタクヤと答えますね。

――みなさんから情熱的だと言われているタクヤさんは、ユーキさんが「熱い」と。

タクヤ 僕とユーキって性格は全く似ていないんですけど、気持ちや感情で動く部分では共感できるところが多くて。ステージ上でのパフォーマンスやライブの演出をしている時、感情を高めてもらっていると感じるんですよ。熱いと言えば、昔からユーキだなと思っています。ユーキの涙を見ると自然ともらっちゃうんですよね。

ユーキ 感情的なところはすごく似ているというか、メンバー内でも特に感じているから、たしかになと思います。性格は全く違うと言っていましたけど、最近ちょっと近づいてきている気がしていて……。

タクヤ それはキモイ!(笑)

ユーキ 最近、すごくドジをするようになったんですよ。内心ちょっと近づいてきているなと思いますね(笑)。

――ドジっ子担当の座が奪われてしまうかも……?

ユーキ そうなんです! ちょっと面倒を見なければいけないかもしれません。(いい笑顔)

リョウガ それはないな……。

タクヤ あはは(笑)。

超特急が今「Amor(愛)」を注いでいる人・もの・こと

――『CARNAVAL』の歌詞には「Amor(愛)」という言葉が多く入っています。そこで、みなさんが今、愛を注いでいる人・もの・ことについて教えてください。それこそ『CARNAVAL』が脳内で流れ出すような……。

カイ それは流れないかもしれない……。

リョウガ あれが流れたら、うるさいからね……。

一同 (笑)。

リョウガ じゃあ僕からいきますね! ゲーム実況者の「わいわい」さんです。1週間のうち2回夢に出てきたことがあるくらい意識していて……。

タクヤ それは相当意識しているね。

カイ でも、夢に出てくるって「自分が好き」「相手が好き」どちらのパターンもあるから。わいわいさんがリョウガを好きかもしれないよ?

タクヤ 相手が好きなパターンもあるんだ!

カイ そうそうそう! 一説によるとあるらしい。だから、ワンチャンあるよ?

リョウガ あはは(笑)。なので、最近の目標はわいわいさんに僕のInstagramのアカウントをフォローしてもらうこと。Twitterは、超特急の公式アカウントをフォローしてくれているんですよ。たぶん8号車の方が「超特急のリョウガくんが好きって言っていましたよ」と伝えたから、わいわいさんがフォローしてくれて。次はInstagramをフォローしてもらうことを目指します!

カイ (わいわいさんのInstagramアカウント)3人しかフォローしてないですからね?

リョウガ 4人目になれるように頑張ります! ……何を頑張ればいいのか分からないけど(笑)。

――カイさんも詳しいんですね(笑)。

カイ リョウガにオススメされて僕も結構見ているんですよ。面白いです。
(タクヤ・ユーキ・タカシはわいわいさんのInstagramをチェック中)

――一緒にゲーム実況したいとか思うことは?

リョウガ 僕的には一人のわいわいさんが好きなので、一ファンとして誰かとコラボしてほしくないと思ってしまいます(笑)。ファン心理は難しいですね……。

――複雑なファン心理、分かります。タクヤさんはいかがですか?

タクヤ 僕は、「サボテン」です。3~4ヶ月前くらいから2つのサボテンを育てているんですよ。お店で見かけてかわいいと思って買ってしまったんですけど。そのうちの一つがすごく素直な子で、たまらなく愛おしくて(笑)。

一同 へぇー!

タクヤ 室内で育てているので、1ヶ月おきに天気のいい日に日向へ出して水をあげるんですけど、少し経つとちょっと大きくなっていて。何もしていない時は大きくならないのに、日向に出して水入れたら、グーって成長する。すごい!超かわいいな!って。成長が楽しみです。

タカシ どういう形のやつ?

タクヤ (写真を見せながら)少し変わっているんだよね。

リョウガ デカくない!?本当に少しだけ先が伸びている……。

一同 本当だ!

――ユーキさんは「愛」を注いでいる人・もの・ことについて、いかがでしょう。

ユーキ デバイスですかね。配信をやるようになってから、PCやWEBカメラ、ライトなど配信環境を整えるために、デバイスへ愛を注ぐようになってきました。だんだん楽しくなってきて、今すごくお金をかけている気がします。

――デバイスは突き詰めていくとすごくお金がかかりますよね……。

ユーキ そうなんですよね……! 突き詰めていくと上には上があって、本当に終わりがない。でも、よいデバイスを揃えていくと目に見えて違いが出てくるから、やっていてすごく楽しいです。

――たしかに……! タカシさんはどうですか?

タカシ 僕は古いものを集めるのにハマっていますね。この前、レコードを買ったから、80年代くらいのレコードプレーヤーを使って聴いてみたいと思って買ったんですよ。しかも、据え置きタイプではなくて、持ち運びができるトランク型のものを。 そんな感じでちょっと古い感じというかホコリっぽいものの収集にハマっています。

――そういうのはアンティークショップとかで買うんですか?

タカシ 雑貨系だとそうですね。音楽はレコードショップ、普段身に着けている服、それこそデニムとかは古着屋とか。あまりジャンルにとらわれることなく没頭しているかなと思います。
レコードも服も見た目は薄い1枚ですけど、いろんな方の手に渡ってきた歴史という厚みを感じるので、好きなんですよね。

リョウガ 大人だなぁ。

ユーキ でもある日突然、夜中にプレーヤーから音が鳴り始めるから……。

タカシ 呪いのレコードプレーヤーみたいな……?

カイ そういう怖い話はいいから!

一同 ははは。

――では、カイさん、最後にお願いします!

カイ ずっと好きなんですけど、アートですかね。いろんなアートを見たり自分でも描いたりしています。家にはゴッホとかの複製画も飾っていますが、今は現代アートのエイドリアン・ガー二ーという画家が好きです。もとからある有名な絵を崩して描くとか、ちょっと奇妙な絵を描くとか。面白い現代アートを調べるのが楽しいです。

――現代アートは絵画だけでなく、何でもアートになってしまいますもんね。

カイ 現代アートってちょっとズルいんですよね。誰もがすごいと感じる絵画ももちろんアートですけど、今の時代は「アートだ!」と思ったものをアートだと思わせるように説明できる人に価値がつくから。
少し前にタイトル『無』という作品が売られていて、「見る側が台の上に何かを想像した時点でアートだ」とか。自分の寝返りを打ったベッドとシーツをアートだと言う人もいれば、壁にバナナを留めたテープをアートだと言う人もいる。それが数百万~数千万円の世界ですからね。

――すごい世界だ……。

リョウガ やっと「神秘」担当が担当らしくなってきたね。

タクヤ そういえば僕、ちょうど家に大きい絵を置きたいと思っていたんだよね。

ユーキ 分かるわ。

カイ いいサイトがあるから送るよ?

タクヤ 違うよ、カイの絵を飾りたいんだよ!

カイ 俺が描くの!?

タクヤ 知らないガー二ーさんより、カーイーがいいわ。

ユーキタカシ カーイー(笑)。

カイ (嬉しそうな笑顔)そしたら製作期間を設けないとなぁ。

リョウガ 大きいと値段はっちゃうよ?

カイ メンバーには売りつけないからね!? いつか送りますよ!

タクヤ やったー。

10年の歴史を重ねた超特急だからこその良さをフルに出す

――それでは最後に、11月に開催決定した<BULLET TRAIN 10th Anniversary Super Special Live 「Dance Dance Dance」>の意気込みをお聞かせください。

カイ 開催場所のさいたまスーパーアリーナ自体3年ぶりなので、久々に立てることが楽しみです。11月も制約を設けないといけないか今は分かりませんが、半キャパではなく8号車のみんなが声を出せる状況になっていたらベストだと思います。とはいえ、できる環境の中で最大限ベストを尽くして楽しみます。

リョウガ 10周年記念ライブとなると、普段のライブとは少し違う気持ちになりそう。活動期間が一桁から二桁になること自体すごいなと。

――10周年って本当にすごいことだと思います。

リョウガ すごいですよね。そんな特別なライブが超特急の歴史に濃く残すためにも、昔から言っているように8号車という大事なメンバーの協力が必要です。みんなと一緒に作り上げたいと思っています。これまでの超特急の歴史をすべて力にして、ライブ当日は日本のみならず世界で一番盛り上がる幸せな空間にしたいです。

タクヤ 8号車が会場に来てくれるライブで1日だけしかないのは、なかなかレアなんじゃないかなと思います。10周年記念でもありますし、「Dance Dance Dance」というタイトルなので、まあ踊るんでしょうね……。

一同 んふふ(笑)。

リョウガ 俯きながら「踊るんでしょうね……」って(笑)。そこは情熱的じゃないんかい(笑)。

タクヤ ははっ。特別な一日になると思いますので、ぜひ来てほしいです。

ユーキ 10周年という節目の年に対して、自分がどういう感情になっているのかがまだ読めていなくて、実際近づかないと感じられない気持ちがあると思っています。だけど、ライブが近づくにつれてもっともっとワクワクしている自分がいたらいいなと思っています。また一つビッグバンを起こせる未来があったら嬉しいですね。

タカシ 10周年って超特急に入った15歳の時の自分が想像していなかった未来でした。ありがたい気持ち、超特急をこれからもっと広げていきたい、もっといろんな方に見てもらえるチャンスをつくりたい。10周年という大きな節目だからこそ、初心を忘れずにガツガツいけるところはいきたいと思っています。
同時に、10年の歴史を重ねた超特急だからこその良さをフルに出して、培ってきたいろんなアプローチができるように、さいたまスーパーアリーナを成功させたいです。

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取材・文/阿部裕華

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