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「フリー・ガイ」スタッフが明かすこだわり「ゼロからデジタルで作った作品とは違う」

ナタリー

「フリー・ガイ」

ライアン・レイノルズ主演作「フリー・ガイ」より、プロダクションデザイナーであるイーサン・トーマンのコメントが到着した。

オンラインゲーム内のモブキャラであるガイが、モロトフ・ガールというキャラクターとの出会いをきっかけにヒーローを目指す姿を描く本作。「デッドプール」シリーズのレイノルズが主人公ガイを演じ、「ナイト ミュージアム」シリーズのショーン・レヴィが監督を務めた。

ゲームの世界を舞台としたスティーヴン・スピルバーグ監督作「レディ・プレイヤー1」からもインスピレーションを受けているという本作。しかしトーマンは「この映画はゲームの世界を舞台にしているけど、すべてCGで作ったわけじゃない。むしろ可能な限り、ゲームの影響をもろに感じることは避けるようにした。例えば『レディ・プレイヤー1』とは真逆な撮影の仕方をしているんだよ」と説明する。

そして「実在する街(ボストン)で撮影し、それをゲームの中に見えるように変えていくという作業だった。看板などすべての店構えや壁などをデジタルで調整し、変えていったんだ。室内もゼロからセットで作っているから、クリエイティブな面で言えば、ゼロからデジタルで作った作品とはまったく違う」と述懐。実在するゲーム「グランド・セフト・オート」をビジュアルの参考にしつつ、街並みや背景の撮影はほとんどリアルなロケとセットで行ったという。

また、本作において俳優はCGやモーションキャプチャを使うことなく、生身でキャラクターを演じた。ジョディ・カマーはゲーム内のキャラクターであるモロトフ・ガール、そして現実世界でモロトフ・ガールを操るプレイヤーのミリーを1人2役で演じ分けている。

「フリー・ガイ」は8月13日より全国ロードショー。

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